2000年に入ると、雪印乳業の賞味期限切牛乳販売による集団食中毒事件、三菱自動車のリコール隠し事件、カネボウの粉飾決算、西武鉄道の株主名義偽装事件等、大型の企業不祥事が続発しました。
それまでの総会屋への利益供与といった不祥事は、いわば、シェアホールダーズ(株主、投資家)という、特定少数の属性の企業関係者を裏切るものでしたが、上記不祥事は、消費者や社会を含む企業に関わる利害関係者(ステークホルダーズ)全てを裏切るような企業不祥事であったため、企業存亡に関わる事態にまで発展する例も増加し、コンプライアンス(法令遵守)が大きな企業課題として認識されるに至りました。
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著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所
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