00794_有事(存立危機事態)対処プロジェクトを遂行する上でのマインド・セット(心構え)とフィロソフィー(対処哲学)3:現実的な状況認識・状況解釈の上、現実的な目標を設定する

有事(存立危機事態)対処を行う上で、最初に行うのは、正しい状況認知と状況解釈です。

自分のおかれた状況と現実と改善可能な範囲や相場観を理解すべきです。

おそらく、この認知と理解は、腹立たしく、不愉快なものだと思いますが、そういう感情を克服して、ドライかつクールかつ冷静に状況と相場を把握しましょう。

そして、正しい状況と正しい相場観を前提に、正しい目標を設定しましょう。

すなわち、達成可能で現実的で損得勘定において意味ある目的の設定です。

その際、努力が実って達成され実現した未来の姿を具体的に現実的にイメージします。

具体的であればあるほどいいです。

身勝手で、状況と相場観をわきまえない、妄想は無益であり、有害です。

たまに、目的を設定せず、闇雲も何かをおっぱじめて仕事をした気にになる方がいます。

「努力を継続すれば、いつかいいことがある」
というのは、小学校低学年までです。

真面目に中学受験を意識するような小学生は、小学校4年生くらいから、
「目的を定めて、目的から逆算して、合理的で現実的な努力を効率的に投入する」
ということを行わなうようになります。

闇雲に努力するのではなく、
真面目に中学受験を意識している小学4年生程度の知性をもって、
正しく自己の状況を認識し、
正しく目標を定め、
目的から逆算した努力を合理的かつ効率的に行う
ようにすべきです。

著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

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