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金融商品取引法に関するオーソドックスな書籍としては、
『金融商品取引法入門(第3版)』(近藤光男=黒沼悦郎=吉原和志著・商事法務)
『解説金融商品取引法(第3版)』(大崎貞和著・弘文堂)
『逐条解説・2010年金融商品取引法改正』(寺田達史=高橋洋明=矢原雅文=河野高伸=太田昌男著・商事法務)
等が挙げられます。

なお、気をつけるべき点は、金融商品取引法は行政取締法規であるので、
「理論上どう解釈されるべきか」
より
「監督行政機関がどう解釈しているか」
の方が決定的に重要であるということです。

すなわち、
「A先生がこう言っている」
「B教授がこう言っている」
「C弁護士がこう書いている」
と主張したところで、監督行政機関が当該解釈を採用しなければ、事実上・法律上の不利益が課せられてしまいます。

その意味では、金融商品取引法の法務関連調査にあたっては、理論書も重要ですが、監督行政機関(金融庁のほか、行政権限を行使する証券取引所を含む)のガイドラインや解釈動向を調査することの方がはるかに重要です。

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著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

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