01400_M&A法務>M&A法務(フェーズ4)>有事対応フェーズ>敵対的買収者側が採用すべきホワイトナイトヘの対抗措置

敵対的買収者として、TOBを仕掛けた側からすると、TOBの成否がM&Aの成否を決するといえるでしょう。

そのような有事において買収対象者が頼るのがホワイトナイトの出現です。

ホワイトナイトとは、敵対的TOB等がなされた場合に、友好的な立場の企業に対し第二者割当増資等を行うことで、敵対的TOBの不成立を目指すものです。

具体的には、北越製紙を巡る事件における日本製紙の存在がこれにあたります。

したがって、買収側としては、ホワイトナイトが出現する隙を与えず、一気呵成に手続を進める、ということが予防法務の最善の策であるということができます。

運営管理コード:CLBP562TO562

著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

【本記事をご覧になり、著者・所属法人にご興味をお持ちいただいた方へのメッセージ】
当サイトをご訪問いただいた企業関係者の皆様へ
当サイトをご訪問いただいたメディア関係者の皆様へ
当サイトをご訪問いただいた同業の弁護士の先生方へ

企業法務大百科® 開設・運営:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

弁護士法人畑中鐵丸法律事務所
弁護士法人畑中鐵丸法律事務所が提供する、企業法務の実務現場のニーズにマッチしたリテラシー・ノウハウ・テンプレート等の総合情報サイトです