01417_反社会的勢力対応法務>特殊な課題・新たな課題>一般企業を装い不当な要求を行う反社会的勢力の例

これまで、反社会的勢力は、
「みかじめ料」
「ショバ代」
「口止め料」
「共助金」
といった名目の違法・不当な金銭要求や、違法薬物の売買、売春、高金利の無登録貸金業等の違法な取引といった、一見して違法と判るシノギ(反社会的勢力による資金獲得活動)によって資金を得て組織を拡大してきました。

ところが、最近では、建設業や産業廃棄物処理業をフロント企業として利用する反社会的勢力も増えており、その手法は千差万別であり、実態をつかみにくい状況にもあります。

また、IT企業や投資会社やビジネスコンサルタント会社を装ったフロント企業や関係会社が暗躍しているとの情報もあるようです。

知らず知らずのうちに反社会的勢力と取引をしていた、といった事例も数多く報告されていますので、取引を開始する前に取引先の綿密な調査を行うことが重要となります。

【図表】(C)畑中鐵丸、(一社)日本みらい基金 /出典:企業法務バイブル[第2版]
著者: 弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

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