01765_採用内定・採用トラブルを予知し、備え、効果的に回避・対処するための知見とテクニック_コロナ時代の採用活動も含む_人事担当者向け特別セミナー

本コンテンツは、2021年4月23日に企業研究会様主催で開催したセミナーの概要と一部セミナー内容(さわり)を備忘として記録したものです。

本セミナーにご興味をもたれ、同種のセミナーの開催をご要望されたり、あるいは、セミナーのテーマで具体的な問題を抱えておられたり、さらには、セミナーを追体験されたい方等は、下記ご連絡先宛ご連絡ください。

以下、当日行ったセミナーの概要と一部動画です。

第1 企業法務体系における労働問題の位置づけ

第2 労務マネジメントの課題

1.労働法分野における日本企業の高い違反率

2.労務マネジメント(「ヒト」という資源の調達・運用・廃棄)重篤な勘違い・・・「採用は自由だが、解雇は不自由」

3.労働基準監督署の行政処分や労組闘争、さらにさまざまな救済メニュー(訴訟、調停、労働仮処分、労働審判、労働委員会救済手続)があることに伴う事件の複雑化

第3 「採用」における問題

1.採用というビジネス課題について、ビジネスの論理として、どのように捉え、対処すべきか
 「人手不足だから、要員補充のため、新卒を増やす」という方向性での採用がダメな理由
 学歴によるフィルタリングの是非・可否

 「中途採用」の失敗と闇

2.労働契約締結までのプロセス
 採用面接・調査→採用内定→試用期間開始→試用期間終了・本採用

3.議論のポイント
(1)「本採用」に至ると「解雇は不自由」になることに争いはない。
(2)「採用内定」に先立つ「採用面接・調査」の方法に制限はあるのか?
(3)「採用内定」時点から試用期間中は、解雇を自由にできるのか?

4.考え方・・・「採用の自由」に関する判例の立場

5.各プロセスのポイント
(1)採用面接・調査・面接における質問・質問にとどまらない調査
(2)採用内定・「労働契約」成立の時点・内定取消の可否

(3)試用期間 
(4)試用期間終了・本採用

 個別問題に対する対応要領Q&A 
Q1:新卒採用面接時にしてかまわない質問の範囲が分からない。
Q2:新卒採用面接時に罹患歴を質問してしまう事の是非は?
Q3:採用時の健康診断において、相手には「コレステロールの検査」と伝えて、採血し、勝手にHIVや肝炎についても検査する事の是非は?
Q4:面接時の対応で訴えられたケース(裁判例)はありますか?
Q5:学生との間で「言った」「言わない」でトラブルになることがある。どうしたらいい?
Q6:内定取消しが法的に認められるパターンにはどのようなものがあるか。例えば、採用を出した学生がネット上で不適切発言して当社がイメージダウン。内定取消できますか?
Q7:正式内定後、健康状態に支障をきたした場合の対応策は?
Q8:正式内定後に、学生から辞退したいとの連絡があった場合の対処方法。
Q9:面接時に伝えた配属案と実際の配属が異なる場合、問題はありませんか?
Q10:学生採用において、国籍を指定した求人は可能ですか?
Q11:選考中に作らせたデザインや企画などに、似通った新製品を会社がその後に出した場合、著作権について訴えられたケースはありますか?
Q12:リクルーターは経団連の倫理憲章に違反とはなりませんか?
Q13:学生が内定者懇談会に無断欠席。その後も音信不通。企業側として気をつける事は?
Q14:受験者の個人情報はいつまで保管しておくのがベターでしょうか?
Q15:コロナ禍における採用注意点、起こり得る問題はありますか?

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著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

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