01878_「開業プロフェッショナル(開業医、経営弁護士等)の人生設計」について_その3_税務課題の対処

開業したばかりの個人事業主や開業プロフェッショナル(開業医、士業等)にとって、税務課題は、面倒で厄介なもの、と感じるかもしれません(もちろん、税理士の方は除きます)。

年収が億単位もあるにもかかわらず、白色申告で通している方もいると仄聞しますが、一般論としては、青色申告の各種メリットと、税務署にいかがわしい目でみられないようにするためには、多少手間がかかっても青色申告がよいです。

帳簿作成は、言わば、ビジネス活動(金儲け)というプレー(営み)についての、スコアをつける活動と考えればイメージがもてると思います。

このスコアをつける手法は、
「複式簿記」
という、ルネサンス期に発明された、少し変わったスコア記入方法で、手入力で行うと、相当面倒ですが、これはもはや過去の話です。

平成になって会計ソフトが登場し、誰でもできるようになり、令和の時代になると、これがさらに洗練されたほか、外注サービス等もたくさん登場しました。

もちろん、毎日、自力で帳簿を付けるということも可能ですが、そんな時間や労力があれば商売に振り向けた方が生産的です。

年商1億未満程度であれば、帳簿作成代行もしてくれる税理士や仕訳入力代行業者にしてしまえ、という割り切りもあるでしょう。

著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

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