00663_民事裁判官のアタマとココロを分析する(2):「予断と偏見」を以て事件に向き合う

よほどマイペースで無能な裁判官を除き、普通に空気を読める普通の能力をもつ職業裁判官は、証人尋問の前において、事件の勝敗の方向性(業界用語で「事件の筋」などと読んでいます)や心証を決定しまっており、証人尋問を開始する時点では、主張の中身や書面の証拠だけでほぼ決定済みなのです。 いえ、もっと突っ込んだ言い方をすると、「きちんとわかりやすく、明確で、根拠がしっかりしていて、時系列で整理されていて行ったり … 続きを読む 00663_民事裁判官のアタマとココロを分析する(2):「予断と偏見」を以て事件に向き合う