01910_不安の思考ループ

楽観バイアス・正常性バイアスが克服でき、不安を感じることができたとしても、問題が正しく認知できない相談者が少なくありません。 メタ認知ができず、状況評価、状況解釈、展開予測がうまくできないと、以下のような思考秩序のもと、思考ループに陥りがちです。 不安を感じる↓問題を認知しようとする(問題認知の際に、主観ないしバイアス...

01909_冷静な判断ができない状況に陥るとは(その2)推奨行動

「正解も定石もない事案対処」において、もっともやってはいけないことは、「正解」を探したり、「正解を知っていると称する(言葉のみならず、態度で示す者を含む)」人間を探すような、愚考をやめ、目を覚まして、合理的な試行錯誤を構築し、実施することです。 引用開始==================> 訴訟や紛争事案対処というプ...

01908_冷静な判断ができない状況に陥るとは

法律相談にて、弁護士から現実をきかされたとき、パニックになって冷静な判断ができない状況に陥る相談者が少なくありません。 また、「急がば近道」の思考回路となり、「急がば近道が正常」という状況になる相談者もいます。 「特効薬」「速攻で解決する方法」を模索するあまり、「冷静な状況認知・状況解釈・状況評価・課題整理・秩序だった...

01907_パワハラを理由に社員を降格する場合

たとえば、パワハラ等が起きたことを理由に、従業員を降格させようという場合、会社側として、「パワハラ等が起きた」ことをリーガルマターとして捉え、将来の訴訟を予知して、訴訟における論争や立証まで視野に入れて、状況をミエル化・カタチ化・言語化・文書化・フォーマル化 することが肝要です。 要するに、 1 「パワハラ等が起きた」...