当事務所に相談されるクライアントの多くは、以下のような特徴(全てまたは一部)を抱えています。
・経験・知識の不足:法律やトラブルに対するリテラシーがほぼ皆無。
・不用意な信頼:状況や相手を深く検証せずに信頼してしまう傾向。
・資源不足:手兵が少ない、軍資金も不足している。
・逆境に置かれた環境:世間の逆風が強く、状況はほぼ「ゲームセット」。
・過去への執着:プロジェクトオーナーが過去に執着し、報復感情が強い。
・ICT活用不足:情報共有に必要なICTインフラを活用できていない。
また、これまで関与していた専門家が機能していなかったり、裏切りが発生していたり、目的軸が混乱している場合も少なくありません。
まずは
「正しい環境把握」
と
「目的整理」
が、解決への始まりとなります。
ショック療法の実施
厳しい状況を打開するため、クライアントにはショック療法的なアプローチを用いて、現状の厳しさを深く理解していただきながら、目的を整理するプロセスを進めます。
過去の出来事や報復感情に囚われていて、過去の出来事や報復感情に引きずられ、現実的な目標設定に移行しきれていない可能性があるからです。
効率的なプロジェクト運用の必要性
資源状況が不足している、ということは、たとえるなら、
「火縄銃と農兵一人で現代アメリカ海兵隊の精鋭部隊と戦うようなもの」
です。
厳しい戦闘を強いられる状況は容易に想像できましょう。
「2秒でゲームセット」
となる危険性が否定できないのです。
そのため、プロジェクトの規模を現実のものに縮小し、リソースを最適化した運用が必要となります。
重要な心得:無知な友軍は、賢い敵軍より危険
軍事の常識である
「無知な友軍は、賢い敵軍よりも危険」
という教訓は、問題解決の現場でも例外ではありません。
そのためにも、正しい状況把握と目的整理が、問題解決には不可欠です。
遅れを取り戻す覚悟
あちこちの弁護士事務所を相談して回り、当事務所を訪れるまでに月間を費やしているケースも少なくありません。
「せめて2カ月前に当事務所へ相談をいただいていれば」
と思うことも少なくありません。
しかし、過去のロスを嘆いても始まりません。
クライアントには、以下の点を徹底することが求められます。
1 環境を正確に把握する
2 目的を整理し、優先順位を明確にする
3 無駄を排除し、効率的な運用を続ける
厳しい状況を踏まえながら、当事務所はあらゆる手段
「あの手、この手、奥の手、禁じ手、寝技、小技、反則技」
を総動員し、クライアントを全力でサポートします。