02073_「初手の設計」と戦略的リスクの見極め

プロジェクトにおいて、目的軸の設計、課題の抽出、そしてシナリオ(仮説)や実施上の問題について、まだ明確な責任者が決まっていない時点で、「弁護士が出る必要はない」という判断をくだすのは、早計に失するといえましょう。 この「弁護士が出る必要はない」という判断が、適切であるかについて一考する必要があります。 具体的には、“「...

02066_10日間という先方が一方的に設定された期間にしたがうべき理由はない、とするカウンター・サンプル

「~~~~~~」旨の常識では想定しがたい内容の内容証明郵便を受け取り、当方としても非常に困惑しております。 ~~~~~との件について、突如、特段の法的根拠を示すこともなく、10日以内という短期の期間を区切った上で、「連絡せよ」などと要求されても、一般に期限内に対応することは困難を極めます。 まず、「10日間」という期限...

02054_内容証明郵便が届いたときの対処

内容証明郵便など、この種の通知が届いた場合、相手のペースに乗せられないことが重要です。 まず、土俵に上がらないことが大切です。 土俵に上る前に、リングにケチをつけて無効試合だと騒ぎ、場外乱闘を始めることが肝要です。 また、時間的に切迫した状況に追い込まれた場合でも、慌てず、時間的な余裕を確保する方策を考える必要がありま...