プロジェクトの基本は、
・誰を相手に、
・何を課題・障害事項として、
・どういうゴール(改善の姿)を目指して、
・資源を動員するか、
ということです。
会社側が、従業員に対して、
「社内調査」
というミッションを遂行させる場合であっても、プロジェクトとしての基本は変わりません。
「調査」
という ミッションにおいて、もっとも端的でスマートでロジカルでソフィスティケートされた遂行方法は、
「当人から直接聴取する」
というものです。
プロジェクトの発注者が誤った目的を有す、あるいは目的を明確にしていないと、プロジェクトの受託者(この場合、「社内調査」というミッションを遂行することになった従業員)は、より一層ひどいレベルで、目的を誤認し、迷走しかねません。
目的不明、筋書きやシナリオが欠如あるいはいい加減なプロジェクトは、時間と資源の無駄、という点において、発注側(この場合、経営者)において、厳に戒めるべきものと考えます。
著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所
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