01416_反社会的勢力対応法務>特殊な課題・新たな課題>素性を隠す反社会的勢力

暴対法の成立や、福岡県を皮切りに全国の地方公共団体に広まっている暴力団排除条例により、
「代紋」

「組バッジ」
を振りかざしたり、一見してそれとわかる格好をして暴力団を名乗る暴力団員は減少傾向にあるといわれています。

代わって、最近では、スキャンダルを嗅ぎつけた者が、
「通常の取材活動」
と称して企業等にアポイントをとり、取材後、取材先に対して
「スキャンダルを記事にして欲しくなかったら協力しろ」
といった方法で金銭を要求することを生業とする者(ブラックジャーナリスト)が増えているようです。

彼らは、プロのジャーナリストではありませんので、その素性を見抜くことができます。

手を変え品を変え、様々な方法で素性を隠して金銭等の不当な要求をしてくるのが反社会的勢力の手法ですが、対応の基本方針は、これまで述べたとおりで、
「毅然とした対応」
を堅持し、早期に専門家や警察に相談することが重要です。

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著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

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