01611_企業法務部員として知っておくべきM&Aプロジェクト(2)_M&Aとは「買い物」に過ぎない(「企業」を対象とする「特殊な買い物」)

M&Aとは、企業そのものを取引対象とする売買、すなわち
「買い物」
の一種ということです。

普通の取引対象といえば、ヒト、モノ、カネ、ノウハウといった形で、個別経営資源毎にバラバラで調達します。

他方で、
「これをいちいちやっていると面倒くさくてしょうがない。ヒト・モノ・カネ・ノウハウが統合的にシステマチックに合体して動いている、人格そのものを取引しちゃった方がいいんじゃね?」
ということで、
「企業まるごと買っちゃえ」
という趣で形成されてきたビジネス分野です。

初出:『筆鋒鋭利』No.0105-2、「ポリスマガジン」誌、2016年5月号(2016年5月20日発売)

著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

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