弁護士に何を求めますか。
1 先頭集団や傭兵集団であることを求めるなら、弁護士は、タブーや遠慮なき作戦協議を縦横無尽に展開することになります。
2 タイコモチやベビーシッターであることを求めるなら、弁護士は、相手に気を使い、真実を遠ざけ、耳に心地良いおべんちゃらを、シビれるくらい気持ちよく、快適に言上つかまつる、ということになります(ただ、作戦の成否は完全に後回しですし、おそらく、結果は惨憺たるものになると思います)。
これは、トレードオフ課題です。
弁護士としては常に1であると推測し、執務していますが、有事になると、この点が揺らぐ方がいるのも現実です。
右往左往した挙句、時間と機会という最も貴重な資源を失う方も少なくないのです。
平時のうちに、心づもりのために、弁護士に求める内容について、再定義しておくことを推奨します。
著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所
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