01328_債権管理・回収法務>債権管理・回収法務(フェーズ4)>有事対応フェーズ>債権回収の実務

ファイナンス関連法務における有事対応として、債権回収事故対応、すなわち、債務者の弁済が本来の回収スケジュールの癬怠に伴い強制的な債権回収を行う場合があります。

債権回収において通常想定されるのは、仮差押や債務名義の取得(執行認諾文言付公正証書の作成)とこれに基づく強制執行ですが、債権回収の方法は何もこのような
「ハードで重装備の回収手続」
に限りません。

裁判所の力を借りず、ソフトに債権回収する方法として相殺、代理受領、債権譲渡等も検討されるべきです。

また、債権回収を断念せざるを得ない場合であっても、貸倒れによる損金経理をすることにより納税負担を減らすことも検討すべきです。

【図表】(C)畑中鐵丸、(一社)日本みらい基金 /出典:企業法務バイブル[第2版]
著者: 弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

運営管理コード:CLBP466TO466

著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

【本記事をご覧になり、著者・所属法人にご興味をお持ちいただいた方へのメッセージ】
当サイトをご訪問いただいた企業関係者の皆様へ
当サイトをご訪問いただいたメディア関係者の皆様へ
当サイトをご訪問いただいた同業の弁護士の先生方へ

企業法務大百科® 開設・運営:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

弁護士法人畑中鐵丸法律事務所
弁護士法人畑中鐵丸法律事務所が提供する、企業法務の実務現場のニーズにマッチしたリテラシー・ノウハウ・テンプレート等の総合情報サイトです