有事対応法務のうち、企業の法令違反行為に起因する不祥事の発生等、コンプライアンス法務(内部統制システム構築・運用法務)にて予防に努めるも、意に反して不祥事が起こってしまった場合における裁判内外の各種対応(監督行政機関への対応や報道機関対応、被害者が提起する訴訟対策等)も重要な法務活動を構成します。
これらは、不祥事等対応法務(企業の法令違反行為に起因する有事対応法務)として整理されるべきものと考えられます。
予防対策フェーズ(フェーズ3)と有事対応フェーズ(フェーズ4)相互間において、それぞれどういう関係に立つのかを整理すると、次のようになります。
なお、企業によっては、法分野を基準として、次のように、整理の上、特定の専門的法領域を法務部以外のセクションに担当させるケースもあります。
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著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所
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