01900_週刊誌にあることないこと書かれたら_その5_態度決定その2

書かれた側として、まずすべきことは、勘定で戦うのか感情で戦うのかを、態度決定をする必要があります。 たとえば、質問状を出してきた週刊誌に対し、態度決定をしなければなりません(無論、目的を明確にする前提は必須です)。 そして、当然ながら、態度決定には、選択肢をあげることとなります。 1 態度決定する 1)沙汰止みにする、...

01899_週刊誌にあることないこと書かれたら_その4_態度決定

書かれた側として、まずすべきことは、勘定で戦うのか感情で戦うのかを、態度決定をする必要があります。 そして、その次に、 「目的」「戦略」を、構築していくこととなります。 「目的」「戦略」についても、態度決定しなければなりません。 要するに、 「(何を)するのか、しないのか」さえ、それぞれに「目的」「戦略」があり、それぞ...

01898_週刊誌にあることないこと書かれたら_その3_人を貶めるような行為の分析・検証

書かれた側として、まずすべきこととして、勘定で戦うのか感情で戦うのかを、態度決定をする必要があります。 うまく喧嘩すれば(弁護士をつかって、法的に解決すれば)勝てるでしょうが、相当なリソースをつぎ込む覚悟が必要になります。 「相当なリソース」として、「時間」を一例にあげてみます。 弁護士は、依頼者から事実関係を5W2H...

01897_週刊誌にあることないこと書かれたら_その2_書かれた側の解決思考

週刊誌にあることないことを書かれたとしても、うまく喧嘩すれば勝てるでしょうが、相当なリソースをつぎ込む覚悟が必要になります。 書かれた側としては、勘定で戦うのか感情で戦うのかを、安全保障課題として態度決定しておく必要があります。 書かれた側としては、「安全保障課題として態度決定」 する前に、何かしなければ、と行動を起こ...

01896_週刊誌にあることないこと書かれたら

相手を甘くみてはいけません。 「相手となる週刊誌の発行部数の多寡」や「週刊誌を擁する出版社の規模の大小」は、関係ありません。 そして、「初手」を大切にすべきです。 それは、要するに、当初に、相手に「釘を刺す」ことが肝要だということです。 「釘を刺す」というのは多分に含みと冗長性ある言葉ですが、どういう状況をゴールとして...

01895_契約管理のロジック

契約管理のゲームのルール、ロジックとして、 1 書いてないことは何をやっても自由2 やられたくなかったら、契約書に事前に、明確に書いとけ3 契約書に書かなかったり、疎漏があったなら、何をされても文句を言うな と、いうものがあります。 そのうえで、「やられたくないこと」を具体的かつ明確にしなければなりません。 それを、言...

01894_訴訟事案の法律相談を予定する相談者が、事前に予習しておくべき事柄

裁判というゲームについては、戦う云々以前に、ゲームのアーキテクチャ(構造)・ゲームのロジック・ゲームのルールについて、致命的な誤解があり、これが解消しないまま、空回りを続け、惨敗する、というケースが多いと思います。 著者は四半世紀以上訴訟弁護をしていますが、一般のクライアントのみならず、一部弁護士ですら、闘争環境の無知...

01893_トレードオフ課題

あっちを立てればこっちが立たず、という択一的課題を指します。 トレードオフ課題対する正しい課題対処としては、「非選択課題(選ばなかった課題)について、決断力を以て一切放棄し、その不利を容認する」ということが求められます。 もっともやってはいけないことは、「トレードオフ課題に対して、いいとこ取りを模索する」という態度・行...

01892_弁護士に何を求めるか、についての再定義

弁護士に何を求めますか。 1 先頭集団や傭兵集団であることを求めるなら、弁護士は、タブーや遠慮なき作戦協議を縦横無尽に展開することになります。 2 タイコモチやベビーシッターであることを求めるなら、弁護士は、相手に気を使い、真実を遠ざけ、耳に心地良いおべんちゃらを、シビれるくらい気持ちよく、快適に言上つかまつる、という...

01891_弁護士として実装すべき知的なスキル(続)

弁護士は、少なくとも、志向においては、 1 新しい環境を知り、理解する力(新規開放性、新規探索性及び思考の柔軟性)2 自己を健全に否定する力(健全で明るく前向きな自己否定を可能とする謙虚なメンタリティ)3 否定した自己を環境に合わせて変化させる力(カッコ悪さや恥をかくことや頭を下げることを恐れない勇気と柔軟性) を実装...