01778_11歳からの企業法務入門_11_トラブったとき(約束に違反しちゃったとき、約束を破られたとき)の対処(3)_裁判でケリをつける方法

裁判になる前に、お互い、冷静になって、話し合って、譲り合って、あきらめ合って、ギブアップし合って、解決出来るならいいのですが、和解や示談といっても、しょせん、相手が同意しなければ成立しない話ですし、やっぱり、そう簡単に同意してくれません。 人間の本質として、冷静に話し合って、譲り合って、あきらめ合って、ギブアップし合っ...

01771_11歳からの企業法務入門_4_法律も、契約も、「書いていないことは何をやっても自由」と考えてよく、ワルとズルの味方

法であれ、契約であれ、小難しい言葉で書かれた文書ですが、「あれをしろ、これをしろ、と窮屈に人をしばりつける厄介で面倒なモノ」と思うかもしれません。 しかし、「本当に法律をわかっている、知恵のある人間」は、そうは考えません。 法であれ、契約であれ、「あることを守るように約束させられた」というものですから、これを逆に捉えれ...

01769_11歳からの企業法務入門_2_企業法務って何?

企業活動、すなわち、組織ぐるみでの金儲けをやっていく上では、「後先考えず、脇目も振らず、効率的でより多くの金儲けだけを考えてればそれでいい」ということにはなりません。 目先の欲得や自分の都合だけを優先するわけにはいかず、法律や契約というものを遵守しなければなりません。 場合によっては、取引相手等が、法律や約束を守ってく...

01768_11歳からの企業法務入門_1_企業とは何?

企業活動とは、平たく言えば、組織ぐるみでやる金儲けです。 ビジネスや事業活動や企業活動、というと、何やら、高尚で高邁で知的でエレガントな活動のように聞こえますが、実体は、商売であり、金儲けです。 「金儲け」も難しく聞こえるかも知れませんが、本質的にはかなりシンプルに整理できます。 「金儲け」を単純化すれば、 ・安く買っ...

01767_11歳からの企業法務入門_0_序:11歳でも理解できるように咀嚼することの重要性

1 「企業法務」という特殊な「サービス」の「ユーザー」である経営陣は、「経営の専門家」であっても、「法律の専門家」ではない 経営者は、経営の専門家であっても、法律の専門家ではありません。 加えて、経営者を含む多くの日本の成人は、機能的文盲の状況にあり、漢字がたくさんの難解な長文のカタマリを提示しても、象形文字として、画...

01766_11歳からの企業法務入門_△1_本シリーズ企画の背景:「企業法務」という「面倒くさい割に、くだらない業務分野」のフラット化・民主化

ビジネスの世界で、私が、「『意味不明な専門用語』を使ったり、『聞くに堪えない、上品で難解で退屈な表現』を使わないと状況を説明出来ない人間」に出会ったとします。 私は、そいつを、 1 「『意味不明な専門用語』や 『聞くに堪えない、上品で難解で退屈な表現』を記憶する程度のことは出来ても、本質を全く理解していないバカ」か、2...

01717_🔰企業法務ベーシック🔰/企業法務超入門(企業法務ビギナー・ビジネスマン向けリテラシー)28_所有と経営の分離

企業のほとんどは、「株式会社」という組織形態を採用しています。 ここで、「株式」「株券」「株主」「株主総会」という基本的概念を整理・把握すると同時に、「株式会社」という制度インフラの根底に存在する「所有と経営の分離」という組織統治理念について解説いたします。 まず、「株式」「株券」「株主」についてです。 株主とは、株式...

01700_🔰企業法務ベーシック🔰/企業法務超入門(企業法務ビギナー・ビジネスマン向けリテラシー)11_法人制度

1 法人制度とは 企業のほとんどは、株式会社、という形態で営まれます。 この株式会社は、営利社団法人であり、広いくくりでいうと「法人」の一種です。 そして、日本の法人の中でもっとも数多いものであり、「法人」の代表選手といえるほどメジャーな「営利社団法人」です。 「法人」とは「法律上のフィクションによって、人として扱うバ...

01699_🔰企業法務ベーシック🔰/企業法務超入門(企業法務ビギナー・ビジネスマン向けリテラシー)10_企業活動を体系化して捉える(後)

1 債権管理回収 商品やサービスをカネに変える営みを「営業」という、といいました。 しかし、営業の種別によって、「商品やサービスが瞬時にカネに変わるプロセス」もあれば、「商品やサービスが一旦債権に変わり、債権(支払い約束)がさらにカネに変わる、という2段階のプロセス」を踏む場合もあります。 例えば、コンビニエンスストア...

01698_🔰企業法務ベーシック🔰/企業法務超入門(企業法務ビギナー・ビジネスマン向けリテラシー)9_企業活動を体系化して捉える(前)

1 そもそも企業とはどのような存在か 企業活動を取り巻く法とリスクを体系化して捉えるためには、まず、「企業とは何か」「企業とはどんなことをしているか」 ということを知らなければなりません。 企業というのは、営利活動をする組織を指しますが、要するに、「組織として、チームとして、利益を追求する存在」といういい方もできます。...