002207_契約書のチェックの段取りと実務【シリーズコンテンツ#1~#15】
著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所 【本記事をご覧になり、著者・所属法人にご興味をお持ちいただいた方へのメッセージ】✓当サイトをご訪問いただいた企業関係者の皆様へ:✓当サイトをご訪問いただいたメディア関係者の皆様へ:✓当サイトをご訪問いただいた同業の弁護士の先生方へ: 企業法務...
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企業が弁護士に求めるものは、危機の局面で実直に動いてくれる“プロフェッショナル”との信頼関係でしょう。 ところが、ときに、その信頼関係を自ら破壊してしまう企業は少なくありません。 今回は、教科書には載らない、しかし企業にとっては死活的に重要な「契約と信頼のリアル」について、実例をお話ししましょう。 信頼の上に成り立つ「...
<事例/質問> あるITベンダーとの交渉がうまくすすみません。 当方が「そちらが販売しているシステムを我が社でカスタマイズして使いたい。ただ、我が社で使えるかどうかわからないので、 提案書・機能一覧・SLA〔Service Level Agreement〕案・セキュリティ資料・評価(デモ)環境(以下、『システム詳細情...
重要な交渉や和解協議の場に、私たち弁護士はあなた方の代理人として同席します。 その場面で、あなたの弁護士が、唐突に、極端に、声を荒らげ、相手方に強い語気で迫るのを見て、あなたはこのように不安に思ったことはありませんか? 「うちの弁護士は、本当にそこまで怒っているのか?」「感情的になって、交渉を壊してしまわないか?」「い...
「法的整理は最後の手段だから、できれば避けたい」。 多くの経営者がこう考えます。 しかし、この理解は誤りです。 法的整理の本質は清算ではなく再生です。 裁判所の制度を使い、債権関係を整理し、時間を確保するための正規の手続です。 任意の交渉では行き詰まった場面で、秩序を回復するために用意された仕組みです。 禁じ手ではあり...
「たしかに確認はしました。でも、大丈夫そうだったので通しました」 ある中堅企業の担当者が発した言葉です 。 それは、取引先との契約書を担当者とその上長が確認し、法務部門もチェックをした上で決裁に至った案件でした。 ところが、後日、契約条項の一部について、親会社の監査役から「法令違反の懸念がある」と指摘を受けることになり...
「前任者からそう聞いていました」 現場で問題が起きたとき、よく耳にする言葉です。 その裏には、暗黙のルールや文書化されていない手順、口頭だけで引き継がれてきた慣行が、当たり前のように存在しています。 たとえば、ある企業の経理部門では、「この処理、正式なマニュアルはないんです。でも、◯◯さんから『こうやればいい』と聞いて...
ヒヤリハットは「共有しないと」意味がない 「ヒヤリとしたが、報告するほどではない」「現場ではよくある話だ」「あとで話題にしても、どうしようもない」 ある作業員は、こうも言いました。「一瞬だけ危なかったんです。でも何も起きなかったし、わざわざ言うことでもないと思って・・・」こうした言葉が、組織の中で交わされているとすれば...
買収の現場では、時として「何をしてくれるのか、よくわからない」人物に、相当な金額の成功報酬を支払う話が浮上します。 たとえば、ある上場企業の買収案件でのことです。 対象会社の株主や主要取引先との「調整」を名目に、第三者に多額の報酬を支払う契約が検討されました。 契約書には、「株主との各種調整」「取引先との折衝」「情報収...