02089_企業法務ケーススタディ:脱税と向き合う_税務署からの通知無視の代償_経営者の判断力が試される
<事例/質問> あるプロジェクトをすすめていました。 私は経営者ですが、別途プロジェクトオーナーがいます。 さて、税務署から「お尋ね」や「確認のための通知」が届きました。 このことを、プロジェクトオーナーに相談すべきか、あるいは、顧問弁護士に相談すべきか、悩んでいるうちに時間が経ち、結果的に、税務署からの通...
<事例/質問> あるプロジェクトをすすめていました。 私は経営者ですが、別途プロジェクトオーナーがいます。 さて、税務署から「お尋ね」や「確認のための通知」が届きました。 このことを、プロジェクトオーナーに相談すべきか、あるいは、顧問弁護士に相談すべきか、悩んでいるうちに時間が経ち、結果的に、税務署からの通...
当事務所に相談されるクライアントの多くは、以下のような特徴(全てまたは一部)を抱えています。 ・経験・知識の不足:法律やトラブルに対するリテラシーがほぼ皆無。・不用意な信頼:状況や相手を深く検証せずに信頼してしまう傾向。・資源不足:手兵が少ない、軍資金も不足している。・逆境に置かれた環境:世間の逆風が強く、状況はほぼ「...
企業法務リスク調査は、次のような流れで進めることになります。 (1)エラーないしリスクの端緒の発見(2)トップマネジメントによる調査の決定(3)チームの組成とオーソライゼイション(4)調査の実施(ファクトベース)・ドキュメントレビュー・インタビュー(5)調査の実施(イッシューベース)・関係法令の調査抽出・エラー/リスク...
2 不祥事関連情報の管理と制御及び保秘の徹底 有事対応下においては、情報はトップに全てを集中させ、トップで処理し、決定を発信するということを徹底して行わなければなりません。 特に広報と法務はそれぞれ独自の価値観を有している場合が多いのが実情です。 広報は企業イメージや報道機関との良好な関係維持を考えるあまり、必要以上の...
1 情報の収集・分析の重要性 予期せざる形で法令違反の不祥事が発生した場合、最も大切なのは、良質で正確な情報です。 ここに、「良質な情報」とは、「1 正確な情報の収集 → 2 収集した情報の客観的な分析 → 3 現実的な展開の予測」というプロセスによる付加価値が付された有事対応上有用な情報、という意味であり、単に正確と...