02049_有経営者の有事対応:混乱から抜け出すための指針

経営者が直面する有事の状況において、「いきなり、問題が一気に押し寄せてきた」と相談に来ることは少なくありません。 このような状況では、混乱した頭脳で思考停止に陥り、時間を無駄にしてしまうことが多いです。 特に、事業承継した社長(創業者の長男)が直面する問題は複雑で、多岐にわたります。 例えば、 ・創業者の高齢による経営...

02048_通販サイト立ち上げ話がキャンセル料問題に発展(教えて!鐵丸先生Vol. 60)

<事例/質問> 友人から紹介された方がネットに詳しいということで、通販サイトを立ち上げてみる、という話になりました。 ですが、あまりその方はそれほどネットや通販に詳しいわけではなく、どこかに外注して通販サイトを作るということになってきて、見積もりも桁が違うものが出てきました。 そこで、話を取りやめにしたいと...

02047_ビジネス弁護士が教える起業を考える際の重要ポイント(教えて!鐵丸先生Vol. 59)

<事例/質問> 起業を考えています。 ざっくりした相談ですが、ビジネスに詳しい弁護士の先生のお立場から、注意すべき点があれば、ご教示ください。 <鐵丸先生の回答/コメント/助言/指南> まず、起業に際して重要なのは「お金を愛せよ」ということです。 世間では「お金は汚いもの」という価値観が広がっていますが、こ...

02046_海外で流行のサービスコンセプトの名称を使ってビジネスを展開したら商標権侵害だからビジネスを停止せよと通知が届いた(教えて!鐵丸先生Vol. 58)

<事例/質問>  日本ではまだそれほどメジャーではないものですが、海外ではすでに流行り始めているサービスコンセプトの名称を使って、ビジネスを展開しはじめたところ、「その名称はすでに商標登録しているので、商標権侵害だから、即刻 ビジネスを停止せよ」とやたらと弁護士の名前が数多く並べ立てられている内容証明郵便に...

02045_登録した商標を無断で使って他人が書籍を出版している!(教えて!鐵丸先生Vol. 57)

<事例/質問>  登録した商標と同一のネーミングで、赤の他人が勝手に書籍を出版しています。 登録の際に指定した商品の区分にも書籍制作は入っています。 勝手にネーミングを使った書籍の紹介と称して、パクった人間がテレビに出演したりもしています。 どういう対策を取れますか。 <鐵丸先生の回答/コメント/助言/指南...

02044_裁判で裁判官同士の意見が割れて大喧嘩・トラブルになることはないの?(教えて!鐵丸先生Vol. 56)

<事例/質問>  裁判で、裁判官同士の意見が割れて、大喧嘩したり、モメてトラブルになったりしないんですか? 微妙な裁判とか、普通に意見が割れて、揉めそうな気がするのですが。 あるいは上司みたいな方とか東京高裁とか最高裁とか地裁所長さんから「君、あんな判決だめだよ。出世出来ないよ」と嫌味言われるとかないんでし...

02043_裁判所が下す判決で変な判決やおかしな判断はあるか?なぜ出るのか?(教えて!鐵丸先生Vol. 55)

<事例/質問>  プロの弁護士として、裁判所が下す判決で、変な判決とかおかしな判断とかってありますでしょうか? それってどうしてそんな判決が出るのでしょうか? <鐵丸先生の回答/コメント/助言/指南> 裁判所の判決には、一般の感覚からすると変わったものやおかしな判断に見えるものが確かにあります。 これは、裁...

02042_裁判に負けたくないが、資金に余裕がない(教えて!鐵丸先生Vol. 54)

<事例/質問>  裁判にはお金がかかる、と言われますが、逆に、お金がない企業や、本業のためのお金を裁判に回すことが出来ない企業は、どうすればいいのでしょうか。 あるトラブルがあって、どうしても負けたくないのですが、他方で、それなりの弁護士の先生に長い期間活動してもらうと、多額の費用がかかることは理解出来ます...

02041_裁判の勝敗について(教えて!鐵丸先生Vol. 53)

<事例/質問>  同じ事件であっても、依頼者によって、勝ち負けが変わる場合、というのはあるのでしょうか。 よく裁判に勝つ依頼者と、負けてばっかりいる依頼者に別れたりするものなのでしょうか。 どうやったら、事件やトラブルに遭っても、勝つ依頼者になれますか。 <鐵丸先生の回答/コメント/助言/指南> 裁判は「殴...

02040_勝てる事件のポイント(教えて!鐵丸先生Vol. 52)

<事例/質問> 勝てる事件と負ける事件の違いって、どんなところにポイントがありますか。 勝てるようにするには、どうすればいいのでしょうか? <鐵丸先生の回答/コメント/助言/指南> 勝てる可能性が高い事件を「スジのいい事件」と呼びます。 これは、主張内容が裁判所にとって説得力があるという意味です。 私は、勝...