02227_ケーススタディ:「ホーム戦」の利点を骨の髄までしゃぶり尽くせ _対ドイツ企業訴訟、実は「送達」さえクリアすれば“勝ちゲー”説

「ドイツの企業とトラブルになった? 国際訴訟なんて、金も時間もかかって、勝っても紙切れになるだけだろ。諦めよう」 そんなふうに、戦わずして白旗を上げていませんか?  実は、日本の裁判所に引きずり込むことさえできれば、国際訴訟は恐れるに足りません。 むしろ、相手方にとってこそ「悪夢」なのです。 本記事では、海外...

02226_ケーススタディ:「契約書がない!」を嘆く前に _“どんぶり勘定”を“鉄の証拠”に焼き直す、債権回収の錬金術(5W2H)

「長年の付き合いだから、契約書なんて水臭いものは作っていなかった」 「合計でこれだけ未払いがあるんだから、裁判所もわかってくれるだろう」 ビジネスの現場、特に古くからの商習慣が残る業界では、こうした「阿吽の呼吸」で取引が進むことが珍しくありません。 しかし、いざ相手が支払いを渋り、法的手段に訴えようとした瞬間...

02223_ケーススタディ:「逃げるが勝ち」を許さない_債権回収における「仮差押え」という名の“時間停止魔法”

「相手の会社が危ないらしい。すぐに裁判を起こして回収だ!」「いや、ちょっと待ってください。裁判の前に『仮差押え』をしておかないと、勝っても1円も取れませんよ?」 取引先の信用不安が発覚したとき、多くの経営者は「早く裁判をして白黒つけたい」とはやる気持ちを抑えきれません。 しかし、法律のプロである弁護士は、まず「裁判」で...

02221_ケーススタディ:「開かずの金庫」と「敵の敵」を攻める_債権回収、正面突破がダメな時のBプラン

「相手の会社、供託金があるらしいぞ。それを差し押さえれば回収できるんじゃないか?」 債権回収の現場では、こうした噂や膠着状態に一喜一憂することがよくあります。 しかし、法律の壁は厚く、単に「お金を貸している」というだけでは、相手の懐(供託金)を覗き見ることすら許されません。 本記事では、回収困難な事案における「見えない...

02220_ケーススタディ:破産管財人からの「底引き網」漁法にご用心_「社長個人」と「会社」は赤の他人です

「取引先が倒産した! しかも、破産管財人から『売掛金を払え』という通知書が届いた!」 「いやいや、もう本人に払っちゃったし、そもそも契約相手は社長個人で、倒産したのは会社の方だろ?」 取引先が破綻した際、裁判所から選任された「破産管財人」から、有無を言わさぬ請求書が届くことがあります。 弁護士名義の仰々しいFAXを見る...

02110_企業法務ケーススタディ:遠慮が命取り!?友人との取引で売掛金を滞納された…取引先との売掛金トラブル解決法

<事例/質問> 私は小さな会社を経営しており、友人でもある取引先に500万円の売掛金を請求しています。 しかし、支払期限を過ぎても入金がなく、何度か催促しましたが、「もう少し待ってほしい」と言われるばかりで、一向に支払われる気配がありません。 そこで、法的手段を検討しています。 知人に相談したところ、「まずは内容証明郵...

02098_債権回収と「詐欺行為」と「詐欺“的”行為」の違い

債権回収の基本ルールとして、「お金がないところからは取れない」「破産者からは期待しない」というのが大前提です。 つまり、相手が支払い能力を完全に失っている場合、どんな手を尽くしても回収は難しく、法的手続きを踏んでも得られるものはほとんどありません。 また、「詐欺行為」と「詐欺“的”行為」は大きく異なります。 「詐欺行為...

00068_債権回収の場面で、債務者が繰り出す最強(最凶)の対抗手段である「手元不如意の抗弁」とは

昔から「手元不如意」という便利な言葉がありますが、これは「家計が苦しくお金がない」という意味なのです。 「生憎、手元不如意でな、払えぬものは払えぬ」「不如意で支払いもままならぬ」というセリフをテレビの時代劇で視たことがある方もいらっしゃると思いますが、これは「借りたお金を返したいのは山々だが、お金がないので返せない」と...