01904_「正解や定石のないプロジェクト」の戦略を立案し、戦略的に遂行する6: 課題を突破し、ゴールに近づく方法を考案する(戦略を構築する)
現状が正しく認識され、正しいゴールが設定され(SMART基準を充足するゴールが発見・定義・デザイン・言語化・文書化され)、現状(スタート)から目標(ゴール)に到達する過程において立ちはだかる課題(障害)が余すことなくすべて発見・抽出・整理・定義されました。 ここで、当該課題を突破し、ゴールを達成、あるいはゴールの近づく...
現状が正しく認識され、正しいゴールが設定され(SMART基準を充足するゴールが発見・定義・デザイン・言語化・文書化され)、現状(スタート)から目標(ゴール)に到達する過程において立ちはだかる課題(障害)が余すことなくすべて発見・抽出・整理・定義されました。 ここで、当該課題を突破し、ゴールを達成、あるいはゴールの近づく...
交渉セオリーとしては、「条件を先に切り出したほうが不利」です。 参照リテラシーとしてhttps://9546.jp/2019/10/23/00676_%E4%BA%A4%E6%B8%89%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%8C%E6%9D%A1%E4%BB%B6%E3%...
紛議にいたる原因のひとつとして、相手方の事務知性・事務能力の欠如がある場合があります。 それは、相談者が発注し、相手方が受注した仕事内容の技術や完成レベル・完遂レベル等の能力とは別次元のスキルセットとして、の話です。 事務知性や事務能力というのは、・想定外の事態を、平時として軽視・楽観視しない・想定外(=すなわち自分の...
民事裁判では、何でも証拠になります。 ただ、信用性と、重要性と、結論との相関性は、別概念です。 相手に酷いことを書き送ってしまった、としても、内容にもよりますし、一般的な言い方としてはあまり気にしなくてもいいでしょう。 たとえば、口が悪くて、メール等で「あいつ死んだほうがいい」と書くとします。 これが証拠になる、という...
有事になると、相手方は、戦争になるくらいの勢いで全集中で争うでしょう。 もちろん、こちらも、争います。 あの手、この手、奥の手、禁じ手(といっても、当方は相手方の出方の検討に用いるのみで実施は控えますが)、寝技、小技、反則技(といっても、当方は相手方の出方の検討に用いるのみで実施は控えますが)を繰り出し、総力戦で争いま...
有事において重要な戦術課題とは、 「時間的冗長性を確保すること(時間資源を確保すること)」です。 相手が「まずは、説明をさせてくれ。話をしに行く」と、連絡をしてきたとしても、「言いたいことがあれば、文書でよこせ」 と、応答するだけです。 相手に気を使う必要など、ありません。 敵対者には、何一つ情報を与えるべきではなく、...
「だろう」「べきだ」「はずだ」という言葉は、交渉に失敗する人間がよく口にする言葉です。 「だろう」「べきだ」「はずだ」は、身勝手な妄想の上に作戦計画前提を立脚することを端的に表す言葉であり、作戦立案上の知性の欠如を物語っています。 相手は、こちらからの提案に対し、 「若干ながらも汲み取ってくれる」 意思は、ないのですか...
有事は、苛酷です。 弁護士は、問題を因数分解して論理的に整理して対処する知的資源ですが、「良かろう・高かろう」です。 有事において、弁護士を使うか使わないか、あるいは、使うのであれば、どのように・どこまで使うのかは、トレードオフによる価値判断となります。 弁護士としては、クライアントから救済を求められ、しかるべき稼働環...
有事状況は、苛酷です。 ストレスと不安で死にそうになります。 また、トレードオフ課題(あっちを立てればこっちが立たず、肉を斬らせて骨を断つ、といった趣きの、目的達成のために多大な犠牲を伴う決断が迫られる課題)が波状的に突きつけられ、もたもたしていると、どんどん状況が悪化し、機会損失が増大します。 有事がために、人によっ...
たとえば、有事時において、独自の考えからスタッフを起用するクライアントもいます。 起用された有事時スタッフについて、弁護士としては、信頼しないことがあります。 有事時こそ、人事は慎重に運ばなければならないからです。 どれほど平時のオペレーションに長けていようが、シビリアンである限り、有事対処ができるわけではないからです...