02145_ミエル化・カタチ化・言語化・文書化・フォーマル化が、経営を守る_05法務の沈黙が、経営判断を狂わせる―議事録に“口を出さない”リスク

ある会社での話です。 経営会議の場で、役員のひとりがこう言いました。 「この案件、正式な契約はまだだけど、先に動いてしまおう」「一昨日、ゴルフに行ったんだけど、先方のトップ以下3名が了解してたから、大丈夫でしょ」 その場では、誰も強く反対せず、話は流れていきました。 法務担当者も出席していましたが、何も言いませんでした...

02142_ミエル化・カタチ化・言語化・文書化・フォーマル化が、経営を守る_03リモート会議と議事録。AIに任せきりで大丈夫か?

最近では、リモート会議の普及により、TeamsやZoomなどのツールを使って会議を行う機会が増えています。 移動の手間がなくなり、多拠点とのやり取りもスムーズになるなど、リモートならではのメリットも大きい一方で、記録の扱い方に関して新たな課題が生まれています。 特に問題となるのが、チャットログと正式な議事録、そしてAI...

02140_ミエル化・カタチ化・言語化・文書化・フォーマル化が、経営を守る_01議事録は「記録」ではなく「責任の設計図」

議事録は「ただの記録」ではない ある会社で、こんなトラブルがありました。 数か月前の取締役会で、「新商品Aを3か月以内にローンチする」という方針が共有されたはずでした。 ところが3か月後、計画は大きく遅れ、「誰が、どこまでやるか」が曖昧なまま、プロジェクトは大幅に遅れ、立ち往生していたのです。 原因をたどると、議事録の...