01809_弁護士への外注_法務安全保証課題

1 法務・安全保障課題の発見・認知 法務・安全保障課題を対処する上では、契機となるインシデントが認知されなければ、課題認識を持てません。 この点、弁護士は社外の存在ゆえ、クライアントから持ち込まれることが前提となって、課題の発見・認知が可能となりますので、クライアントの協力が必須となります。 課題を発見・認知したところ...

01808_プロジェクトを進めるには

プロジェクトを進めるには、 正しく状況を認知し、正しく状況を解釈・評価し、正しく改善相場観を理解し(そのためには会社法の知見が必須になります)、正しく展開予測を行い、正しくかつ現実的で合理的で達成可能で明快な目標を設定し、正しく課題を抽出し、正しく課題対処上の選択肢を創出し、正しく選択肢のプロコン評価(メリット・デメリ...

01807_法務部を持たない零細企業が、法務部機能を顧問弁護士にアウトソースするケースについて考える

顧問契約は、顧問先企業に「事務機能と法務上の執務に責任をもてる人間」が存在することを前提に、「助言を与える」ことを本旨とするサービスです。 「事務機能と法務上の執務に責任をもてる人間」とは、・企業内活動の言語化・記録化・文書化・文書データの整理・保存 ・取引活動(ヒト・モノ・カネ・情報といった各資産の調達・運用や、商品...

01805_「弁護士との電子メールによる報・連・相体制の構築」の際に留意すべきアカウント名設定

メールアドレスを作成する際、ビジネス常識でいいますと、姓名が推測されるようなものを選択されることをおすすめします。 メールを送信する際、とくに、機微情報を含む連絡をする際、姓名とかけ離れたアカウントの場合、送信者に、アイデンティティ確認の負荷が生じますし、重要で緊急な作戦行動の障害になります。 また、個性豊かで、保有者...

00674_「ホニャララの訴訟に強い弁護士」「チョメチョメの分野で勝てる弁護士」という話の信頼性

「ITに強い弁護士を探している」「仮想通貨やブロックチェーンが関係するトラブルに強い弁護士を紹介してほしい」「先端医療分野で勝てる弁護士を教えてくれ」「遺伝子組み換えが問題になる事件で負けるわけにはいかないので、先端科学分野に詳しい弁護士はいないか」という話が舞い込むことがあります。 20年を超える程度の私の拙い実務経...