まず、生産現場が雑然としていて汚いのは、企業が合理化の努力を長らく行っていないことを端的に示しています。
すなわち、設備を更新せず、生産方法も古いままのやり方を踏襲していて、QC活動などもせず、安全管理などもしていない、ということです。
設備も生産方法も古いままでいいのは、新しい商品を作っていないからであって、デフレでモノが売れない時代で、
「10年以上も前の商品を同じ時期に購入した設備で、同じくらい古い方法で作っている」
などという企業は確実に淘汰されます。
また、倉庫が雑然としていて汚いというのは、商品が売れず、不良在庫が滞留し、新規在庫と混在しはじめているからです。
さらに、オフィスが雑然として汚いのは、紙が氾濫しており、情報が分散しているからであり、ICT化や情報戦略が遅れている証拠を端的に示しています。
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著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所
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