01405_反社会的勢力対応法務>反社会的勢力対応法務(フェーズ0)>課題概要と全体構造>課題と対応の基本

暴力団等の反社会的勢力から不当な要求を受けたり、何らかの嫌がらせや、生命・身体・名誉・財産等に対する危険を感じた場合の対応の基本は、直ちに所轄の警察署や弁護士に相談することです。

反社会的勢力への対処は、“ビジネスマター”ではなく “リーガルマター”です。

すなわち、反社会的勢力への対応措置は、
「どの商品をどう売るか」
「誰を採用するか」
「銀行から幾ら借りるか」
「どの会社をM&Aするか」
といった話とは全く次元が違い、そもそも会社の取締役会や株主総会等で議論すべき課題ではありませんし、議論したところで結論は出ないものです。

【図表】(C)畑中鐵丸、(一社)日本みらい基金 /出典:企業法務バイブル[第2版]
著者: 弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

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