01247_ファイナンス法務>経営資源「カネ」の調達・活用に関する法務>ファイナンス法務(フェーズ2)>経営政策・法務戦略構築フェーズ>ファンド化、証券化、社債発行市場

企業が有する特定の事業について、当該事業が将来にわたって産み出すキャッシュフローを根拠に証券化する資金調達の手法があります。

実態としては、証券化とコーポレート・ファイナンスの中間的な性格を持ちます。

具体例としては、ソフトバンクモバイル株式会社の携帯電話事業の証券化や、ゴルフ場事業、ワイン事業、レジャーホテル、インターネット事業等でファンド化や証券化の事例があります。

【図表】(C)畑中鐵丸、(一社)日本みらい基金 /出典:企業法務バイブル[第2版]
著者: 弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

東京証券取引所が設立した
「TOKYO PRO Market」
が2011年4月に開設した社債発行市場
「東京プロボンドマーケット」
は、金融商品取引法が定義する適格機関投資家などを中心に活用されることが期待されています。

当該市場では、社債等発行時に必要となる開示書類を省略化、簡素化することとしていますので、柔軟かつ起動的な社債等の発行が可能となります。

運営管理コード:CLBP311TO313

著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

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