00842_ビジネス活動・営業5:営業は根性論ではなく、科学的かつ具体的な営業指示へ
大日本帝国海軍連合艦隊司令長官であった山本五十六は、「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」と言ったそうです。 海軍のような指揮命令系統が整備されていて、最終目標が「敵をより多く殺戮する」という単純明快な組織ですら、このような状況です。 ましてや「人にモノを買わせる」という複雑で小難しいミ...
大日本帝国海軍連合艦隊司令長官であった山本五十六は、「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」と言ったそうです。 海軍のような指揮命令系統が整備されていて、最終目標が「敵をより多く殺戮する」という単純明快な組織ですら、このような状況です。 ましてや「人にモノを買わせる」という複雑で小難しいミ...
低成長でデフレーションが顕著な現代においては、営業は、データと科学で緻密に戦略をたて、細かいことにこだわる戦術によって行うことが求められます。 一例を申しあげますと、 売り上げ=(潜在客数×来店率×成約率×平均客単価)+(来店客数×リピート率×リピート成約率×平均リピート客単価) として計算されます。 売り上げを伸ばす...
昭和から平成に時代が変わるあたりから、冷戦が終了し、世界市場が単一化し、供給が過剰になりはじめ、日本国内においては社会が成熟し、デフレ・低成長時代になり、モノ余りが顕著になっていきました。 そうなると、「フツーのものをフツーに作れる」というのは希有でもなんでもなく、「ビミョーなものを、イジョーな安価で作れる中国に簡単に...
最近では、中東における緊張状態が連日報道されていますし、ウクライナにおける代理戦争のようなロシアとEUとの暗闘状態が垣間見えたりしますが、今から、30年から40年ほど前までは、米ソが世界を舞台にして一触即発のガチの睨み合いの真っ最中でした。 本格的な殴り合いはないものの、今にも殴り合いがはじまりそうな、みていてハラハラ...
「ヒト」「モノ」「カネ」「情報・技術・ノウハウ」といった各経営資源を調達・運用した企業は、企業内部に「商品在庫や役務提供のための設備・人員等」という形で付加価値(未実現収益)を蓄積していきます。 次に、企業は、営業・販売活動によって、これら付加価値(未実現収益)を収益として実現していくことになります。 商品をカネに変質...
1 基本的な考え方学校の先生やサラリーマンや専業主婦の親の教えてくれた常識で推し量る。迷ったら、常識という「偏見のコレクション」で、憶測し、思い込み、たくましく想像する。 2 間違った状況認識偏見等によって認知がゆがんでしまい、自分のおかれた状況が理解認識できない。不愉快な現実を直視しない。特に、失敗の原因が自身にある...
期限が来たら、あるいは見極めすべきタイミングとなったら、目的全部達成、一部達成、修正された目的達成、失敗・諦め・撤退という結末を総括すべきです。 撤退見極めをせず、ずるずる泥沼に引きずり込まれないようにすべきです。 どんなプロジェクトもそうですが、有事(存立危機事態)対処プロジェクトの場合も同様です。 ただ、あえて、引...
失敗や想定外が生じたら、マネージャーは、修正力を働かせ、修正提案を命令発令者に意見具申することが求められます。 意見具申はおろか、報連相すらなく、独断で勝手なことをするのは事態を悪化させるだけです。 そして、修正範囲は、命令の修正、課題の修正(再発見・詳細化・具体化)、目標の修正(再定義)等、あらゆる範囲に及びます。 ...
何事も失敗や修正はつきものです。 人は怠惰の誘惑から逃れられません。 線表を策定し、線表に基づく達成状況の監視とペナルティーのシビアな運用等は必須です。 丸投げしたり、ブラックボックスを作ったままの遂行体制は、必ず失敗に繋がります。 著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所 【本記事をご覧にな...
命令の実行において大切なのは、結果指向・目的指向で、卑劣で非常識なものも含めて、合理的に準備を行ない、段取りを組むことです。 あらゆる想定外を想定し、悲観的に考え、命令が達成できない場合の予備案(Bプラン)をもっておくべきです。 お神輿をかつぐときにサボる人間が必ずでるように、集団で何かを行うとき、士気を高く維持するこ...