01052_海外との取引をする際の国際法ってどんなもの?(教えて!鐵丸先生Vol.007)

ビジネスや会計の世界では、ヒト・モノ・カネ・情報は国境をまたぎ、国際的なプラットフォーム(たとえば、IFRS:国際会計基準)が形成されています。 このような状況をふまえると、 「法律という分野においても、国境がなくなり、自由に取引できる環境ができるようになったのではないか」 という錯覚が生じましょうが、「国際法」「国際...

01047_弁護士はウソをつくのが仕事?(教えて!鐵丸先生Vol.006)

弁護士は、クライアントの利益を徹底的に守らなければなりませんし、高度で厳格な守秘義務を負っていることから、クライアントにとって不利な事柄は黙っていても差し支えありません。 すなわち、職業倫理上、弁護士は、クライアントにとって有利なことを、詳細に、何度も何度も、証拠(と周辺の事情)をつけて、声高に主張しますし、クライアン...

01046_ウソをつくことは犯罪か?(教えて!鐵丸先生Vol.005)

「ウソつきは、ドロボーのはじまり」 といいますが、ウソをつくことは罪なのでしょうか。 「ウソつき」行為一般を処罰する法律はありません。 考えてみれば、当たり前の話です。 お世辞をいったり、年齢をごまかしたり、武勇伝を語ったり、ウソをついたことすべてを犯罪にしていたら、社会はギスギスしたものになりますし、癌の告知など、真...

01045_契約書作成の基本(教えて!鐵丸先生Vol.004)

「口約束も契約のうち」といい、口頭でも契約は成立します。 すべての契約に契約書が必要なわけではありません。 契約書を作らなくても契約は成立します。 コンビニでおにぎりを1つ買うのも契約ですから。 ただし、大きな取引をするときは、契約書があったほうがいい、ということです。 契約書は、 「契約が存在したことや、契約の具体的...

01044_知人とベンチャー企業を立ち上げる際の持株割合設計のポイント(教えて!鐵丸先生Vol.003)

1 知人とベンチャー企業を立ち上げる 最も多い持株割合は、等分(50%50%、1/3ずつ等)です。 成功しても、失敗しても、大抵モメます。 成功したら成功したで、・俺のネタがよかったからだ・俺が場を探してやったからだ・俺が営業がんばったからだと、モメます。 失敗したら失敗したで、・お前が悪い・お前が金を渋ったからだ・お...

01043_反社会的勢力への対応のポイント(教えて!鐵丸先生Vol.002)

反社会勢力(以下「反社」と略します)と、接点を持たないようにするには、どうすればいいのでしょう。 また、接点をもってしまった場合は、どうすればいいのでしょう。 反社といえば、 「パンチパーマ、白いスーツ、関西弁、入れ墨、名刺は○○興業」というイメージがあるかもしれませんが、実際は、 「ファッショナブルでセクシーなスタイ...

01042_弁護士に相談するタイミング(教えて!鐵丸先生Vol.001)

弁護士に法律相談に行くのは、いつ、どのタイミングがいいのでしょう。 「あまりに早く行っても、何をどう相談していいのかわからないし、『何でこんなに早くきたの』と言われてしまいそうだし。用もないのに相談に行き、そのたびにお金を払うようなことは避けたいし。むしろ、事件になって問題がはっきりしてから行くほうが、説明もしやすいし...

01040_企業法務ケーススタディ(No.0360):倒産危機!  救いの手は助け舟か泥舟か!?

本ケーススタディーは、事例及び解説の概要・骨子に限定して要約・再構成したものです。詳細をご覧になりたい方は、「会社法務A2Z」誌 2020年3月号(2月25日発売号)に掲載されました連載ケース・スタディー「鐵丸先生の 生兵法務(なまびょうほうむ)は大怪我のもと!」百三十二の巻(第132回)「倒産危機! 救いの手は助け舟...

01039_企業法務ケーススタディ(No.0359):団体交渉でボロ負けしそうだ!?

本ケーススタディーは、事例及び解説の概要・骨子に限定して要約・再構成したものです。詳細をご覧になりたい方は、「会社法務A2Z」誌 2020年2月号(1月24日発売号)に掲載されました連載ケース・スタディー「鐵丸先生の 生兵法務(なまびょうほうむ)は大怪我のもと!」百三十一の巻(第131回)「団体交渉でボロ負けしそうだ!...

01038_企業法務ケーススタディ(No.0358):世のため消費者のために、企業同士がくっついて何が悪い!

本ケーススタディーは、事例及び解説の概要・骨子に限定して要約・再構成したものです。詳細をご覧になりたい方は、「会社法務A2Z」誌 2020年1月号(12月25日発売号)に掲載されました連載ケース・スタディー「鐵丸先生の 生兵法務(なまびょうほうむ)は大怪我のもと!」百三十の巻(第130回)「世のため消費者のために、企業...