00642_“げに恐ろしきは法律かな”その2-4:「法律」は日本語ではない(4)
日本の法律は、日本語を読解できる日本人として理解できる代物でしょうか? ここで、発行者による上場株券等の公開買付けのルールに関する金融商品取引法第27条の22の2第2項をみてみましょう。 ====================>引用開始第二十七条の二第二項から第六項まで、第二十七条の三(第一項後段及び第二項第二号を除...
日本の法律は、日本語を読解できる日本人として理解できる代物でしょうか? ここで、発行者による上場株券等の公開買付けのルールに関する金融商品取引法第27条の22の2第2項をみてみましょう。 ====================>引用開始第二十七条の二第二項から第六項まで、第二十七条の三(第一項後段及び第二項第二号を除...
「霞が関文学」という文芸ジャンルがあるのを皆さん、ご存知でしょうか? 「霞が関文学」には、霞が関で働いている立派な官僚の皆さんがお使いになるような「霞が関言葉」がふんだんに使われています。 経済学者の竹内靖雄氏も自著の『日本人の行動文法』(東洋経済新報社)の中で、「霞が関言葉」を「ありふれたことを滑稽なほどまわりくどく...
本ケーススタディの詳細は、日経BizGate誌上に連載しました 経営トップのための”法律オンチ”脱却講座 シリーズのケース29:訴訟のコスパ やられたらやり返すな!をご覧ください。 相談者プロフィール:アルティメット・リベラル株式会社 代表取締役社長 古市 太刀郎(ふるいち たちろう、62歳) ...
大学等で民法を学ぶと、かなり最初の方に勉強する、94条「虚偽表示」という条文があります。かつては、通謀虚偽表示といわれた条文でしたが、通謀性が欠如する虚偽表示をも取り込む趣旨から、最近では、「通謀」が取れて、単に「虚偽表示」と呼ばれるようになった条文です(私個人としては、「相手方と通じてした」という文言が入っている以上...
本ケーススタディの詳細は、日経BizGate誌上に連載しました 経営トップのための”法律オンチ”脱却講座 シリーズのケース28:借金まみれだが、破産はしたくない!をご覧ください。 相談者プロフィール:株式会社大島商事 代表取締役社長 大島 一哉(おおしま かずや、44歳) 相談概要: 相談者は、...
法律、といってももちろん日本の法律ですが、これは日本語として、普通に理解していいのでしょうか? ここで、例をとって考えてみます。 滋賀県から東京の大学に進学し、東京で就活をしていたA子さんですが、希望の就職先が全滅で、夢破れて地元の滋賀に帰ってきました。 民間会社で適当なところがなかったので、1年かけて地方公務員試験を...
いわれてみれば当たり前のことですが、「法律」は、「道徳」や「常識」や「倫理」とは別物です。 ちょっとした違いどころか、まったく違う、まったくの別物です。 これは、「法律」の意味内容と、 「道徳」や「常識」や「倫理」 がズレることを意味します。 さらにいえば、法律が「健全な道徳」に反する帰結をもたらしたり、非常識な結果を...
本ケーススタディの詳細は、日経BizGate誌上に連載しました 経営トップのための”法律オンチ”脱却講座 シリーズのケース27:オイシくないM&A話は、ヤメちまえ!をご覧ください。 相談者プロフィール:株式会社スター・フィールド 代表取締役社長 星野 玄一郎(ほしの げんいちろう、36歳) 相談...
本ケーススタディの詳細は、日経BizGate誌上に連載しました 経営トップのための”法律オンチ”脱却講座 シリーズのケース26:「額に汗」して作り上げた巨大データベースをパクられた!をご覧ください。 相談者プロフィール:株式会社データ・スペシャル 代表取締役社長 松本 浩己(まつもと ひろみ、3...
本ケーススタディの詳細は、日経BizGate誌上に連載しました 経営トップのための”法律オンチ”脱却講座 シリーズのケース25:危ない会社の窮状につけ込んで、うまいこと乗っ取れ!をご覧ください。 相談者プロフィール:株式会社マルチ・リレーション 代表取締役 菅野 孝秀(かんの たかひで、34歳)...