00843_ビジネス活動・営業6:現代のB2C営業(1)すべての品はコモディティ(日用品)化する
営業については、コンシューマー向けの営業活動(Business to Consumer、BtoCあるいはB2Cなどといわれます)と、法人向け営業や企業間取引営業(Business to Business、BtoBあるいはB2Bなどといわれます)とで、基本的なロジックや活動スタイルが異なりますので、2つに分けて解説してい...
営業については、コンシューマー向けの営業活動(Business to Consumer、BtoCあるいはB2Cなどといわれます)と、法人向け営業や企業間取引営業(Business to Business、BtoBあるいはB2Bなどといわれます)とで、基本的なロジックや活動スタイルが異なりますので、2つに分けて解説してい...
大日本帝国海軍連合艦隊司令長官であった山本五十六は、「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」と言ったそうです。 海軍のような指揮命令系統が整備されていて、最終目標が「敵をより多く殺戮する」という単純明快な組織ですら、このような状況です。 ましてや「人にモノを買わせる」という複雑で小難しいミ...
低成長でデフレーションが顕著な現代においては、営業は、データと科学で緻密に戦略をたて、細かいことにこだわる戦術によって行うことが求められます。 一例を申しあげますと、 売り上げ=(潜在客数×来店率×成約率×平均客単価)+(来店客数×リピート率×リピート成約率×平均リピート客単価) として計算されます。 売り上げを伸ばす...
昭和から平成に時代が変わるあたりから、冷戦が終了し、世界市場が単一化し、供給が過剰になりはじめ、日本国内においては社会が成熟し、デフレ・低成長時代になり、モノ余りが顕著になっていきました。 そうなると、「フツーのものをフツーに作れる」というのは希有でもなんでもなく、「ビミョーなものを、イジョーな安価で作れる中国に簡単に...
最近では、中東における緊張状態が連日報道されていますし、ウクライナにおける代理戦争のようなロシアとEUとの暗闘状態が垣間見えたりしますが、今から、30年から40年ほど前までは、米ソが世界を舞台にして一触即発のガチの睨み合いの真っ最中でした。 本格的な殴り合いはないものの、今にも殴り合いがはじまりそうな、みていてハラハラ...
「ヒト」「モノ」「カネ」「情報・技術・ノウハウ」といった各経営資源を調達・運用した企業は、企業内部に「商品在庫や役務提供のための設備・人員等」という形で付加価値(未実現収益)を蓄積していきます。 次に、企業は、営業・販売活動によって、これら付加価値(未実現収益)を収益として実現していくことになります。 商品をカネに変質...
仕事とは、頭脳や体を使って「対象」に働きかけ、「対象」にとって有用なものを創りだし、それによって「対象」から賃金を得る活動をいいます。 そして、一般のビジネスパースンの場合、「奉仕対象となっている顧客」が、企業ということになります。 要するに、企業人の生業は、仮想顧客、すなわち、企業に対して有用なサービスを創出して提供...
1 前世紀における関係構築術 前世紀、すなわち西暦2000年ころまで、ビジネスの世界では性善説が優勢で、「取引相手をとことん信じる」ということが企業間の関係構築理念として推奨されていました。 前世紀の産業社会は、“ガイシ系”も“ホリエモン”も“ホニュララファンド”もおらず、「顔なじみ」だけの牧歌的なムラ社会であり、信頼...
6 「改革や改善」は必ず誰かを損させる 「改革や改善」という仕事を行う際、注意しなければならないのは、「改革とは必ず誰を損させるものである」「改善を行うと、必ず誰かを傷つける」という、改革や改善のダークサイドともいうべき、負の本質です。 改革や改善が劇的であればあるほど、損や迷惑を被る人の数が多くなり、かつダメージの度...
5 「改革や改善」案を創出する(ひねり出す) 「改革や改善」といった仕事を進めていく上では、「どういう改革課題を選定するか」という前提をクリアするのがそもそも大変ですが、ここを何とかクリアし、無事「改革や改善」という仕事のテーマが選定できたとしましょう。 「改革や改善」の遂行を命じられた人間は、次に「(設定された)課題...