00852_「法務課題の発見と対応」における「法務担当者の役割」2:法務課題発見・特定後の対応の種別
法務課題が発見・特定された後の対応措置は、いくつかの対応に分類されます。 運営管理コード:CLBP39TO39 著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所 【本記事をご覧になり、著者・所属法人にご興味をお持ちいただいた方へのメッセージ】✓当サイトをご訪問いただいた企業関係者の皆様へ:✓当サイトを...
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法務担当者の活動は、法務課題の発見に始まります。 取引法務課題に関しては、取引生成のどの段階から法務担当者が関わるかにより発見のタイミングが異なります。 すなわち、取引構築については、以下のような各段階をたどりつつ形成されていきます。 無論、法務担当者の関与は、契約段階の早期であればあるほど選択肢が広がり、質的にも十分...
法務担当者は、法務責任者(法務マネージャー、法務部長あるいは最高法務責任者)の指揮の下、法務担当者(あるいは法務セクション)限りの内製化業務として、あるいは顧問弁護士(契約法律事務所)といった外注先からの支援を得たり協働したりすることで、各種企業法務活動の実務、すなわち、法令管理における各種調査活動、文書管理、契約法務...
法務スタッフに求められるべき資質としては、基本的な法的知識、提案能力、説明能力、バランス感覚があります。 正確に定義すると「教育や実務上の経験を通じて、最終的に、前述の『法務責任者(法務マネージャー)に求められるべき各資質』を獲得すると期待されるに足りる潜在能力」ということになります。 無論、法務セクションというチーム...
法務担当者が業務で使う法令情報や、法務知識は、専門用語が多く、しかも、簡単な概念すら「霞が関言葉や霞が関文学」によって不必要に難解に表現されています。 収集したり、アップデートとしたこれら法令情報や法務知識をどのように理解し、整理し、管理すべきでしょうか? 情報には、いくつか段階的種別が存在します。 データ、ナレジ、リ...
法務担当者として、法令動向や規制環境の調査という業務を遂行する必要があります。 そして、企業を取り巻く法的リスク状況を正確かつ迅速に把握するために、常に業界全体の問題意識や業界内の法務対策水準を把握しておくべき必要があります。 もちろん、新聞等で動向把握をすることも重要ですが、世の中、大事なことほど新聞には載っていませ...
企業法務の仕事の大半は、調査と整理と管理です。 調べたり(調査)、調べた結果を文書化して整理したり(整理)、プロジェクト管理や外注管理や交渉(社内交渉や対外交渉)といった形で制御対象への働きかけ(管理・制御)です。 もちろん、その契機として、法務サービスの起点、すなわち法的リスクを探し出し、法務サービスを介入するような...
法務部の業務は、黙って座っていて持ち込まれることよりも、積極的に「営業」にでかけ、法務サービズニーズを発見し(気づき、気づかせ)、法務サービスニーズの価値と有用性を理解してもらい法務サービスの介入を受容してもらう必要もあります。 もちろん、黙って座っていたら、法務部に他部門(原局)から「法的に問題が起こりそうだから、助...
雑然とした作業環境は、漏れ抜けが生じるリスクが生じます。 法務担当者にとって、漏れ抜けは致命的であり、法務の致命的ミスは、会社の生き死にに関わります。 法務担当者の中でも仕事のできる人ほど、作業環境は整理されています。 作業環境が雑然としている者は、できない人間が多く、できない人間ほど、「忙しい」を連発します。 こので...
0 前提論点:そもそも法務部は必要か、不要か? 1 法務を担う組織の体制作り 2 法務部の役割分担設計哲学 3 内製化するもの、外注するものの区分設計と区分管理 4 法務部運営のサイズ設計と対処課題 5 法務担当者に求められる資質・能力と改善・向上 6 法務担当者が担うべき具体的業務 7 法務担当者に整備すべき情報環境...