00896_企業法務ケーススタディ(No.0229):損害賠償

本ケーススタディーは、事例及び解説の概要・骨子に限定して要約・再構成したものです。詳細をご覧になりたい方は、「会社法務A2Z」誌 2008年11月号(10月25日発売号) に掲載されました連載ケース・スタディー「鐵丸先生の 生兵法務(なまびょうほうむ)は大怪我のもと!」一の巻(第1回)「損害賠償」をご覧ください。 当方...

00895_正解も定石も不明なプロジェクトを推進するためのチーム体制を整える3:参謀(インテリジェンス、ゲームプラン担当)

「ゲーム環境の認知・解釈、類似事例や先行事例、相場観情報の取材・収集・整理、ゴール設定に関する選択肢の抽出・整理、ゴール(to be)と現状(as is)の間に携わる課題の抽出・整理、課題解決のために動員しうる資源の整理・把握、課題解決のための選択肢の抽出・整理、各選択肢のプロコン(長短所)分析、といった判断前提につい...

00894_正解も定石も不明なプロジェクトを推進するためのチーム体制を整える2:責任者(トップ、プロジェクトオーナー)

チームに必要なのは、まずトップです。 トップは、「権限も成功した場合の成果も帰属する」という意味で、また、何より、お山の大将として、リーダーとして、その他大勢のとしての皆にとって憧れの存在かもしれません。 しかし、「正解も定石も不明なプロジェクトを推進するためのチーム」のトップは、そんなポジティブなイメージだけでは務ま...

00893_正解も定石も不明なプロジェクトを推進するためのチーム体制を整える1:チーム理念

「正解も定石も不明なプロジェクト」を推進するためには、陳腐な常識にとらわれず、かといって、野蛮で無謀にも陥らず、本当の意味での知性と冒険心とタフなメンタルが必要です。 まず、チームを統合するための理念や哲学、という点においては、気持ちや感情や情熱だけでは不十分です。 むしろ、気持ちや感情や情熱が過多となると、知性を減退...

00872_「正解や定石のないプロジェクト」の戦略を立案し、戦略的に遂行する10: 正しく試行錯誤する

正しい命令が、正しく、予定どおり実行さえすれば、成果は「必ず」出る、といえるでしょうか。 前提として、ここでテーマにしているのは、「正解や定石がなく、常識が通用しない、イレギュラーでアブノーマルなプロジェクト」の遂行についてです。 「電車で3駅先に辿りつく」とか「電話をかけてメッセージを伝える」とかの雑用・ルーティンで...

00871_「正解や定石のないプロジェクト」の戦略を立案し、戦略的に遂行する9: 命令の達成状況をモニタリング(監視)する

「正しくデザインされ、策定され、発令した命令」が、「漫然と成果を待っていただけでは、永遠に正しく実行されないまま放置されるか、あるいは、本来の方向とは違った方向に進みだして、有害な結果をもたらすリスクが増殖する」危険性があり、この危険を防ぐためには、マネージャーが「正しい命令が、正しく実行されるためのスキル」を実装し、...

00868_「正解や定石のないプロジェクト」の戦略を立案し、戦略的に遂行する5: 正しく課題をみつける

「正解や定石がなく、常識が通用しない、イレギュラーでアブノーマルなプロジェクト」を進める上で、状況を正しく認知・解釈し、環境や相場観を把握し、そして、現実的で、達成可能で、経済的に意味のある目的が設定された、としましょう。 また、その目的は、「あいまいで、多義的な解釈を招く、目的」ではなく、「具体的な完成予想図」であり...

00867_「正解や定石のないプロジェクト」の戦略を立案し、戦略的に遂行する4: 正しい目的を設定する

おそらく、皆さんは、学校の先生や、お父さんやお母さんから、「努力は尊い。結果が全てではない。努力はいつか報われる。失敗をおそれるな」といった類の話を聞いて育ったかもしれません。 しかし、これらは、「正解や定石のないビジネスやプロジェクトのマネジメント」の世界では、圧倒的間違いといっても過言ではないほど、愚劣で有害な妄想...

00866_「正解や定石のないプロジェクト」の戦略を立案し、戦略的に遂行する3: 置かれた状況や環境を客観的かつ冷静に認識する

自分のおかれた状況と、現実と、改善可能な範囲や相場観を知ることが、戦略的な思考の第一歩です。 「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」ユリウス・カエサルが語ったとされる名言です。 「偏見等によって認知がゆがんでしまい、自分のおかれた状況が理解・認識できない」...

00865_「正解や定石のないプロジェクト」の戦略を立案し、戦略的に遂行する2: 正しい戦略リテラシーを実装する

学校教育では、「努力は尊い。結果がすべてではない。努力はいつか報われる。失敗をおそれるな。とにかく我武者羅に突き進め。考えるな、感じろ。熱いハートにしたがえ。ダメでも次がある」という趣旨のリテラシーが洗脳(そもそも学校教育というのは、未熟の脳に特定の思想や価値観を植えつけるものであり、社会的なコンセンサスを背景にした、...