00314_金融商品取引法の課徴金制度

課徴金制度とは、法令違反行為を行った者に対し、「行政罰」としての金銭的負担を課す制度ですが、金融商品取引法のほか独占禁止法においても定められているものです。 インサイダー取引など悪質な法令違反行為に対しては、従前から懲役や罰金など「刑事罰」による制裁システムが存在しました。 しかしながら、「刑事罰」を発動するためには、...

00216_企業法務ケーススタディ(No.0171):債権譲渡をぶっとばせ

相談者プロフィール: 株式会社モーニングファーム 専務取締役 失口 真理(うせぐち まり、30歳) 相談内容:私の父が創業しましたモーニングファームですが、現在、出戻りの私が取締役に就任して、牧場をイメージしたカントリーな洋菓子店「プチモッニ」を秋葉原に出店することになりました。このお店は、これまで電気店の入っていたと...

00133_企業法務ケーススタディ(No.0087):債権差押命令がやってきた!

企業から、顧問弁護士に対して、以下のような法律相談が持ち込まれた場合の助言方針を検討してみます。 相談者プロフィール:FUJIMON商事株式会社 代表取締役社長 藤原 本史(ふじわら もとし、39歳) 相談内容: 先生、裁判所から、債権差し押さえ命令なんていう、オドロオドロシイものが送られてきました!ウチで去...

00109_企業法務ケーススタディ(No.0063):課徴金納付命令審判手続はとりあえず争っておくべし

企業から、顧問弁護士に対して、以下のような法律相談が持ち込まれた場合の助言方針を検討してみます。 相談者プロフィール: 株式会社トリビアン 会長 棚橋 勝美(たなはし かつみ、47歳) 相談内容: 先生、昨日、ウチの会社宛に「課徴金納付命令にかかる審判手続開始決定書」ってのが、郵送されてきたんです。ちょっと前...

00018_企業法務ケーススタディ(No.0002):手形の知識もなく、安易に手形を取扱った場合に生じる大きなリスク

企業から、顧問弁護士に対して、以下のような法律相談が持ち込まれた場合の助言方針を検討してみます。 相談者プロフィール:スーパーフリーダム社 社長 高田 馬場男(たかだ ばばお、23歳) 相談内容:こんちわ。どうもっす。オレ、今、学生なんすけど、イベント会社起業して、がんばってます。親父の会社が先生の顧問先つうことで、紹...