01413_反社会的勢力対応法務>反社会的勢力対応法務(フェーズ4)>有事対応フェーズ>暴力追放運動推進センターの利用
各都道府県に設置された都道府県暴力追放運動推進センターでは、現実に、暴力団等の反社会的勢力による妨害等を受けた場合に、弁護士、少年指導委員、保護司、警察OB等、専門的な知識や経験を豊富に有する暴力追放相談委員が対応方針について無料で相談に応じています。 相談の結果、必要に応じ、警察の援助を要請したり、弁護士会等の関係機...
各都道府県に設置された都道府県暴力追放運動推進センターでは、現実に、暴力団等の反社会的勢力による妨害等を受けた場合に、弁護士、少年指導委員、保護司、警察OB等、専門的な知識や経験を豊富に有する暴力追放相談委員が対応方針について無料で相談に応じています。 相談の結果、必要に応じ、警察の援助を要請したり、弁護士会等の関係機...
犯罪対策閣僚会議による「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針について」に記載されているとおり、暴力団員等の反社会的勢力に対する刑事告訴手続等は積極的に活用すべきです。 なお、刑事告訴や被害届を提出する際は、事前に各弁護士会が設置する民事介入暴力対策特別委員会への相談を行ったり、捜査機関の関係窓口等との事前相...
暴力団員等が、執拗に面会を求めたり、脅迫・強要紛いの架電をしたり、郵便物を郵送したりファクシミリを送信したりする場合、判決を得るまでに1年以上の時間を要する通常の民事訴訟を提起して当該行為の禁止を求めていたのでは、時機を逸してしまいますし、現実に発生している被害をくい止めることはできません。 そこで、上記のような危機的...
取引先との基本取引契約書等に、下記のような、「暴力団等の反社会的勢力ではないこと」を誓約してもらう条項や、暴力団等の反社会的勢力であることが判明した場合、又はその疑いが生じた場合にこれを解除事由とする条項を導入し、 1 取引先に対し、「ウチは反社会的勢力とは取引しない」といった毅然とした態度を明示すること2 実際に反社...
それまで取引関係のなかった相手方と商取引を開始する際には素性調査が重要です。 警視庁管内特殊暴力防止対策連合会の会員企業であれば、同連合会のデータベースを利用して、相手方の照会を行うことも可能ですし(「特暴110番」)、その後の対抗法等に関し、同連合会に弁護士の紹介を依頼することも可能です。 運営管理コード:CLBP5...
企業としての反社会的勢力に対する基本方針を定め、当該基本方針に基づいた具体的対策の検討、実施、定期的な見直し等を行う必要があります。 この点、2003年9月5日に政府内に設置された犯罪対策閣僚会議が、2007年6月19日に発表した「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針について」が参考になります。 同指針は、...
1 書籍類 『注解暴力団対策法―逐条解説と比較法研究―』(日本弁護士連合会民事介入暴力対策委員会編・民事法研究会)『暴力団事務所排除の法理』(日本弁護士連合会民事介入暴力対策委員会編・立花書房)『Q&A誰でもわかる暴力団対策関係法の解説―反社会的勢力に対する実践的対応策―』(愛知県弁護士会民事介入暴力対策特別委員会編・...
1 暴対法(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律) 暴対法とは、暴力団の構成員等が行う暴力的要求行為について必要な規制を行い、暴力団の対立抗争等によって市民生活に危険が生じることを防止するために必要な措置を講ずることなどを目的とする法律です。 禁止される暴力的要求行為等に対しては、措置命令を発令できるようにした...
暴力団等の反社会的勢力から不当な要求を受けたり、何らかの嫌がらせや、生命・身体・名誉・財産等に対する危険を感じた場合の対応の基本は、直ちに所轄の警察署や弁護士に相談することです。 反社会的勢力への対処は、“ビジネスマター”ではなく “リーガルマター”です。 すなわち、反社会的勢力への対応措置は、「どの商品をどう売るか」...
昨今、指定暴力団や、いわゆるフロント企業等の準構成員や関係者(ここでは、これらを併せて「反社会的勢力」として呼称します)は、一見すると正常に見える企業活動を装ったり、公益活動等を標榜する団体であると自称したりするなどの方法で、社会に溶け込み、その素性を巧妙に偽装しています。 また、反社会的勢力は、昭和や平成初期の時代の...