01860_個人事業主(開業医や独立開業士業)が陥りがちな経営戦略上の誤解
個人事業主が陥りがちな経営上の誤解があります。 お金が欲しくて、お金が大好きで、カネ、カネ、カネで、カネのために人を裏切ることをいとわず、カネのために美容や健康や精神衛生を失い、カネのために人生をかける意気込みで、腹をくくって、個人開業をするような「ビジネスエリート」については、この種の誤解とは無縁です。 誤解を起こす...
個人事業主が陥りがちな経営上の誤解があります。 お金が欲しくて、お金が大好きで、カネ、カネ、カネで、カネのために人を裏切ることをいとわず、カネのために美容や健康や精神衛生を失い、カネのために人生をかける意気込みで、腹をくくって、個人開業をするような「ビジネスエリート」については、この種の誤解とは無縁です。 誤解を起こす...
有事の際、選択肢としては、1 攻撃一辺倒2 和戦(和睦と戦争)両用(要するに、和解を働きかける)の2つがあります。 明らかな戦略ミスであるにもかかわらず、企業がいきなり和解を働きかけ、「相手は増長し、嵩にかかって立場を強め、交渉の主導権を取る(=相手に完全にナメられている)」 状況に陥ったとしましょう。 このような場合...
「開業プロフェッショナル(開業医、経営弁護士等)」となったら、まずは、 創業の障害と苦労を乗り越えるべく、PDCA(試行錯誤)を繰り返し、七転八倒する↓なんとかサバイブに成功し、まともな事業体として軌道に乗る(黒字化)↓サステナブルな状況になり、余裕ができる(安定黒字化)↓1億の壁(あるいは5000万円の壁とも言われま...
定年後の従業員を再雇用することなく、退職勧奨によって雇用関係解消をする場合、承諾書をつかうという手法があります。 その効果は大きいですが、つかいかたを誤ると、紛議の元となりますので、内容はもとより、その扱いには慎重を要します。 すなわち、従業員より承諾書を徴求できると、潜在的紛議は消失したものと評価されますが、承諾書を...
訴訟を提起して、相手から出てきたミスやエラーや心得違いや違法行為を、増幅して、大事(オオゴト)にして、法的メッセージとして構築して、相手がもっともビビるような体裁でフォーマル化して、どんどんぶつけていきます。 このような前提にして、また、企業の取り組み哲学を明確にして、猫パンチをどんどん繰り出して、相手に負荷を与える、...
弁護士に、状況そのものが事件であると言われ、自身も「この状況は事件だ」と、受け入れ、認識したのであれば、「通常、事件被害に遭った合理的人間」として対処すべき一連の行動をしておくべきことになります。 もちろん、対処行動をせずに放置することも可能ですが、その場合、放置=黙認=追認ということを自認したものと扱われます。 腹立...
「ミエル化・カタチ化・言語化・文書化・フォーマル化」 には、多大な時間とエネルギーを費消することを頭に入れておかなければなりません。 ここで、注意しなければならないのは、裁判制度を利用するにあたっての「状況の調査、功利的状況構築、構築状況に照らした法的メッセージの設計、法的メッセージ」の「ミエル化・カタチ化・言語化・文...
裁判制度を利用するにあたって、絶対的に必要な前提となるのが、「客観的なものとして言語化された体験事実を、さらに整理体系化し、文書化された資料を整えること」です。 要するに、「事実経緯を、記憶喚起・復元・再現し、これを言語化し、記録化し、文書化する」という作業を貫徹することが要求されます。 それを筆者は 「ミエル化・カタ...
継続法律相談の本来的・正常的なゴールは、弁護士報酬契約(委任契約)の締結と事件着手です。 もちろん、初回法律相談で、相談者として、積極的にアクションを起こして、自分を取り巻く不満・不完全な状況を改善する旨態度決定して、相談対応した弁護士にアクションを取ることを依頼することを決意したとしても、・「詳細事実経緯のミエル化・...
継続法律相談において、1 相談者と弁護士の役割分担を理解させ、相談者のタスクとして、『詳細事実経緯のミエル化・カタチ化・言語化・文書化及び痕跡の収集・発見・整理』を宿題として課して、これを責任を以て完遂させることができ、2 詳細な見積もりを提示して、その後取引条件について意思の合致をみて、報酬契約を締結する前提が整備さ...