01952_契約書のチェックの工程その4_著作物制作

知的財産権の世界では有名ですが(知的財産権を取り扱い経験がないと全くそのような知識もないかもしれませんが)、過去、映画等の制作主体や著作権帰属について、かなり争われた歴史があります(ゲームも、著作権法上は映画の著作物と考えられますので、映画著作権に関する紛争事例は先行事例ないし先行規範として参照可能です。 そもそも、著...

01951_契約書のチェックの工程その3_著作物制作

契約は上書き自由です。 たとえば、著作物制作について、すでに契約を交わしていたとしても、「不安だし、重複しても構わないので、差し入れてくれ」「重複があったり、矛盾抵触があったら、選択的に有利な方を採用するので」という論理で、さらに「著作物制作に関する確認書」を交わすことは差し支えありません。 確認書には、以下のような内...

01950_契約書のチェックの工程その2

契約書チェックの具体例をあげますと。 ラフレビューの一例 1 基本骨子は○○契約でよくみられる合意形態 2 起案した弁護士は、○○の実務経験があり、企業法務スキルのある弁護士 3 ビジネスモデルをよく理解した上で、また、ストレステストを加えつつ、あり得べき合意条件や有事状況が想定されている 4 以上を前提に、○○的状況...