01511_スピード経営の時代に必須の経営アイテムとしての情報技術(ICT、DX、AI、RPA等)
経営にスピードと効率が求められる現在においては、情報と時間を大胆に効率化しあるいは節約してくれる情報通信関連技術(ICT、DX、AI、RPA等)の活用は必須の前提となります。 すなわち、情報の生成、加工・活用、共有が瞬時にかつ正確無比に行え、無駄な業務プロセスや会議や出張を激減させてくれるインターネットやコンピューティ...
経営にスピードと効率が求められる現在においては、情報と時間を大胆に効率化しあるいは節約してくれる情報通信関連技術(ICT、DX、AI、RPA等)の活用は必須の前提となります。 すなわち、情報の生成、加工・活用、共有が瞬時にかつ正確無比に行え、無駄な業務プロセスや会議や出張を激減させてくれるインターネットやコンピューティ...
「企業にとって最も重要な経営資源は何か?」という経営に関する古典的な問題があります。 これに対する答えは、よくいわれるように、「ヒト(労働力)」「モノ(物資)」「カネ(資金)」などといわれます。 情報化社会が進んだ現代では、これに加えて「チエ(情報、ノウハウ、知的財産権、ブランド)」が重要などといわれます。 しかしなが...
経営にスピードが求められる現代の企業活動においては、活動の効率性はもっとも重要な課題となります。 そして、仕事ないし作業の効率性を改善するのにもっとも必要なのは、環境の改善です。 仕事ないし作業の環境が低下し、しかもこれを放置しているということは、「企業が効率を意識していない経営を行っている」という意味であり、今の時代...
まず、生産現場が雑然としていて汚いのは、企業が合理化の努力を長らく行っていないことを端的に示しています。 すなわち、設備を更新せず、生産方法も古いままのやり方を踏襲していて、QC活動などもせず、安全管理などもしていない、ということです。 設備も生産方法も古いままでいいのは、新しい商品を作っていないからであって、デフレで...
経営再建を依頼された経営コンサルタントや、(もはや再建が不能となって)企業の破産や民事再生の申し立てを依頼された弁護士が、書類レビューのあと、本格的に作業着手するに際して、まず実施するのは、当該会社の訪問です。 むろん、現場視察によって会社の事業内容や活動の実際を把握しておくということが主たる目的ですが、倒産手続などを...
倒産を計画する会社は「わが社は1月後に倒産します」などというようなことを発表しません。 こんなことをすれば、腐肉に殺到するハイエナのように債権者たちがおそいかかり、まともな管理ができなくなるからです。 むしろ、倒産を考える会社は、倒産を発表する前日まで、「ピンピンした健康体」であるかのように装います。 また、倒産を計画...
会社が破産しても、「『有限責任』しか負わないオーナー」や「ビジネスジャッジメントルールにより免責される社長」が連座させられて破産の浮目を見ることは、原則としてありません。 こういう話をすると、まず「でも、中小企業が倒産すると、社長も一緒に破産するでしょ」という1つ目の突っ込みが入ります。 しかしながら、中小企業において...
株式会社は「法人」の代表選手ですが、「法務局備え置きの登記簿上でしか確認できない幽霊のような存在に過ぎず、お情けで法律上の人格を特別に認めてあげているようなもの」です。 ちなみに、そもそも「法人」とは、フツーの人間と違い、「法律上のフィクションによって、人として扱うバーチャル人間」のことをいいます。 この「法人」という...
「株式会社には『責任者』などという者は存在しない」という言い方をすると、「そりゃ株主はそうかもしれないが、社長や経営幹部はそれなりの責任があるでしょ」といわれそうです。 しかしながら、ごく一部の例外的な場合を除き、社長や経営幹部、すなわち会社の取締役といわれる方についても、原則として、経営の失敗に関しては法的には無答責...
企業不祥事などが発覚すると、マスコミなどはこぞって「企業はきっちり責任を自覚せよ」「経営者は責任を免れない」「株主責任を果たすべき」などと報道します。 しかしながら、株式会社には、法理論上、責任者などという者は全く存在しません。 といいますか、株式会社制度自体が、そもそも「誰も責任を取ることなく、好き勝手やりたい放題し...