00597_21世紀以降の企業不祥事の特徴

歌は世につれ世は歌につれ、ではありませんが、法令違反や企業不祥事も、時代とともに、質・インパクトの両面における経年変化、といったものが看取されます。 結論を申し上げますと、現代は、企業不祥事が「即」企業崩壊につながる、企業受難時代にある、といえます。 皆さんにも実感としてお持ちかと思いますが、企業不祥事については、ここ...

00524_企業法務とテクノロジー

企業法務に、人工知能やRPA(Robotic Process Automation)を導入する、という動きが始まっています。 「法務とテクノロジーの融合がはじまった」などというニュース等で語られる“祝詞”を聞くと、「こういう新しい技術を用いると、法務という仕事が革新的に進化するのではないか」と漠たる期待をもちますし、(...

00522_令和の時代になっても、企業不祥事は絶対なくならない

企業法務、なかんずく、コンプライアンスについてのセミナーにおいて、冒頭、私がよく引用する事件があります。 =======================宗教法人の高野山真言宗(総本山・金剛峯寺、和歌山県高野町)の宗務総長が宗団の資産運用を巡り交代した問題で、外部調査委員会が損失額を当初の約6億9600万円から約17億円...

00339_企業法務のイシュー・スポッティング・ツール(企業法務の全体像・各論)

運営管理コード:CLBP15TO15 著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所 【本記事をご覧になり、著者・所属法人にご興味をお持ちいただいた方へのメッセージ】✓当サイトをご訪問いただいた企業関係者の皆様へ:✓当サイトをご訪問いただいたメディア関係者の皆様へ:✓当サイトをご訪問いただいた同業の...

00338_企業法務のイシュー・スポッティング・ツール(企業法務の全体像・総論)

組織論(ハードウエア)とオペレーション論(ソフトウェア) 運営管理コード:CLBP14TO14 著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所 【本記事をご覧になり、著者・所属法人にご興味をお持ちいただいた方へのメッセージ】✓当サイトをご訪問いただいた企業関係者の皆様へ:✓当サイトをご訪問いただいた...

00337_企業法務の定義

企業法務の定義について、諸説あることは理解しております。 1ついえることは、法律で明確な定義があるわけでもなく、いまだ学説が固まっているわけではなく(そもそも、企業法務について、学説や理論自体が存在せず、私を含めて、学者や実務家が、それぞれ勝手気ままな考え方を述べている、極めて未熟な分野です)、その意味では、私の定義も...

00336_日本企業の法務格差(3)法務弱者企業・法務無能力企業に共通する特徴

法務弱者企業や法務無能力企業には、下記のとおり共通する一定の特徴なり傾向(端的にいえば「ダメ」な要素)がみられます。 そして、下記の各特徴は、「不祥事で多額の損失を被り、あるいは倒産する企業」の特徴なり傾向とそのまま近似します。 運営管理コード:CLBP10TO11 著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中...

00335_日本企業の法務格差(2)法務「無能力」企業

地方等においては「法務無能力」とも評すべき企業も多数存在します。 2005年に大阪市立大学大学院法学研究科「企業法務研究プロジェクト」が実施した調査によると、1,838社の大阪府下の中小企業中、顧問弁護士がいないと回答した企業は1,530社(83%)に上ったそうです(『中小企業法の理論と実務』高橋員=村上幸隆編・民事法...

00334_日本企業の法務格差(1)法務格差

世紀の境目の激変の中、それまで、「上をみて(行政に従う)、横をみて(業界横並びを意識する)、後ろを振り返る(従来からの慣例を墨守する)」というコンプライアンス戦略しかなかった企業の中にも、自らのコストで適正な企業法務部体制を構築し、法の専門家を雇い入れるなどして、自己責任により法令遵守、法務強化を行うものが出現しました...

00333_日本企業法務史(7)新しい資本市場・「売り買いされ、あるいは解体される企業」

冷戦終結に伴い、市場が1つになりました。 ロシア、東欧諸国、中国など「社会主義体制崩壊に伴い、資本主義社会に大量に移転しきた、“新興国”」が大量の生産と供給を始めたことにより、「世界の工場」と呼ばれていた日本の地位が脅かされるようになりました。 すなわち、「それまで日本でしか作れなかった一定の価格と品質をもった商品」が...