01930_開業プロフェッショナル(開業医、経営弁護士等)における経営問題についての法務・安全保障課題に関する前提リテラシーの実装
「開業プロフェッショナル(開業医、経営弁護士等)」 となって、事業が軌道に乗ったとしましょう。 人によっては、支店(分院)を増やし、人員を増やす経営戦略をとる方もいます。 そんなのあたりまえと、思うかもしれませんが、「支店(分院)経営の事業主体(オーナーシップ)はどちらにあるか」「誰が支店(分院)経営を仕切るか」という...
「開業プロフェッショナル(開業医、経営弁護士等)」 となって、事業が軌道に乗ったとしましょう。 人によっては、支店(分院)を増やし、人員を増やす経営戦略をとる方もいます。 そんなのあたりまえと、思うかもしれませんが、「支店(分院)経営の事業主体(オーナーシップ)はどちらにあるか」「誰が支店(分院)経営を仕切るか」という...
「戦術は戦略にしたがう」などと言われますが、戦術課題や作戦の方向性は、そもそも、1 状況をどう認知し、どう解釈・評価し、2 どのようなゴールを設定し、3 当該ゴールからバックキャスティングした際に、どういうタスクをデザインするか、という思想に帰着します。 すなわち、戦術課題とは、作戦立案上の、思想・哲学・根源的デザイン...
弁護士に相談するような事案の場合、対処選択肢として、次の3つがあげられます。 選択肢1 お金はかかるが専門家(弁護士)に委託し、専門家(弁護士)にゲーム(=案件)を任せる選択肢2 お金をケチって自身でゲーム(=案件)を遂行し、専門家(弁護士)に助言を仰ぐ選択肢3 お金も手間もケチり、アクションを取らずしばらく静観する ...
揉めごとが起こったとき、「戦う」経営者もいれば、「コスパ考えて泣き寝入り」と決断する経営者もいます。 さて、問題なのは、決断を変える経営者です。 たとえば、経営者が「コスパ考えて泣き寝入り」と決断すれば、顧問弁護士としては、その前提で 「緊急性なし」と判断し、何もしません。 ところが、時間がたってから、「やはり、泣き寝...
戦争をするには(物理的有形力を行使した殴り合い、という意味ではなく、言い分をミエル化・カタチ化・言語化・文書化・フォーマル化して、証拠をくっつけて、事実の真否や、主張の当否を争う、文明的な戦争、という意味です。戦争をおっぱじめる場合もそうですが、「売られたケンカを買う形」で戦争をする場合も含みます)感情VS勘定の根源的...
「(個人の生業としての)金儲け」は、スタンドプレイでも、できます。 「企業活動、すなわち組織的なビジネス活動」は、チームプレイでないと、できません。 企業活動をするのであれば、「『情報共有・運用プラットフォーム』を前提とした有機的組織活動(=ほっといても自律的・自己増殖的に成長する営み)」が必須です。 そして、この、「...
DDとは、M&Aを行うにあたってのプロセスの1つであり、契約前に、買収する企業が対象企業について徹底的に調査を行うことをいいますが、単に、「適当かつ相当な調査」という言葉としてつかわれることもあります。 さて、取引先との関係についてのDDをもとに、取引先との関係を再構築する際の、その課題を列挙します。 1 取引DDに基...
DDとは、M&Aを行うにあたってのプロセスの1つであり、契約前に、買収する企業が対象企業について徹底的に調査を行うことをいいますが、単に、「適当かつ相当な調査」という言葉としてつかわれることもあります。 さて、社内で何か問題が起こったとき、相談を受けた弁護士は、内部DDにあたり、その課題を列挙します。 1 DDをやって...
ビジネスにおける契約書は、すでに経済的意図として構築された 「事業モデルや取引モデル」を、ミエル化・カタチ化・言語化・文書化・フォーマル化したもの(これを通じて将来の紛争予防や意思合致の齟齬をなくす)、という側面もあります。 よって、この点においては、 「事業モデルや取引モデル」の実体・機序作用の詳細・背景等といった情...
もめごとが起きたとき、相手とケンカをするために、弁護士に相談するとしましょう。 相談を受けた弁護士(軍事と有事外交の専門家)としては、「では、ケンカをしましょう」とは言わず、まず、その目的を当事者(以後、相談者)に聞くことになります。 大抵の相談者は、「目的といわれても・・・」と、目的を明確に説明できないのが現実です。...