01769_11歳からの企業法務入門_2_企業法務って何?

企業活動、すなわち、組織ぐるみでの金儲けをやっていく上では、「後先考えず、脇目も振らず、効率的でより多くの金儲けだけを考えてればそれでいい」ということにはなりません。 目先の欲得や自分の都合だけを優先するわけにはいかず、法律や契約というものを遵守しなければなりません。 場合によっては、取引相手等が、法律や約束を守ってく...

01700_🔰企業法務ベーシック🔰/企業法務超入門(企業法務ビギナー・ビジネスマン向けリテラシー)11_法人制度

1 法人制度とは 企業のほとんどは、株式会社、という形態で営まれます。 この株式会社は、営利社団法人であり、広いくくりでいうと「法人」の一種です。 そして、日本の法人の中でもっとも数多いものであり、「法人」の代表選手といえるほどメジャーな「営利社団法人」です。 「法人」とは「法律上のフィクションによって、人として扱うバ...

01573_意外と短命な企業(株式会社)

1、「企業は永遠の生命を持つ」という理論的前提  「ゴーイングコンサーン(going concern)」という言葉を聞かれた方がいらっしゃるかと思います。  これは、企業会計上の用語で「企業が将来に渡って無期限が事業を継続する」との理論的前提をいいます。  要するに、「企業は永遠の生命をもち、決して廃業や解散・清算など...

01547_取締役の悲劇(3)_世間知らずの「取締役」が約束手形に触れたことで始まる悲劇その1_「取締役」氏、約束手形と出会う

連載コンテンツ「取締役の悲劇」シリーズの第三稿目です。 前稿では、「取締役が知ったかぶりでどんどん状況を悪化させ、しかも本人はそのことに全く気がつかず、気がついたら、三途の川を渡河し、地獄の底に到達していた」という話がビジネス社会には実に多く存在する、と申し上げましたが、本稿ではそのような話の一例をご紹介します。 ここ...

01546_取締役の悲劇(2)_取締役は、現実の知的水準に関係なく、会社法上、すべからく「経営のプロ」とみなされて、会社運営に関する大きな権限を与えられてしまう

前稿に引き続き、「取締役」という肩書を持つ人種の気質・行動について、いつもながら偏見に満ちた雑感を述べていきたいと思います。 前稿みてきたとおり、日本社会である程度のステータスを有しているとされる人種のうち、医者や弁護士や公務員や教員に関しては、少なくとも過去の一時点において当該キャリア保持に必要とされる知識を資格試験...

01545_取締役の悲劇(1)_取締役なるためには、学校も、試験も、資格も、能力も、条件も何にもない。したがって、「取締役」というだけで、一定の知的水準や専門能力の裏付けとはみなせない

新聞やニュースをみれば明らかなように、日本の企業社会においては、会社や会社経営者をめぐるさまざまなトラブルは常にどこかで発生しており、これらが絶えてなくなることはありません。 本稿から6稿の連載で、「取締役の悲劇」と題し、会社や会社経営者をめぐるさまざまなトラブルが恒常的に発生する原因について、いつものように、私なりの...

01544_「『コンプライアンス』への視点──攻めのリスク管理戦略」

 相次ぐ企業不祥事のなかで「コンプライアンス」(法令遵守)が経営のキーワードになっている。 しかし私が違和感を覚えるのは、「コンプライアンス経営」が「倫理綱領の策定」と同義となっている点であり、「性善説に立ってみんないい子になりましょう、と道徳教育・修身教育をするような、倫理の問題」だと思っている企業が実に多いことだ。...

00936_企業法務ケーススタディ(No.0256):従業員持株会制度を導入せよ!

本ケーススタディーは、事例及び解説の概要・骨子に限定して要約・再構成したものです。詳細をご覧になりたい方は、「会社法務A2Z」誌 2011年3月号(2月25日発売号)に掲載されました連載ケース・スタディー「鐵丸先生の 生兵法務(なまびょうほうむ)は大怪我のもと!」二十八の巻(第28回)「従業員持株会制度を導入せよ!」を...

00900_正解も定石も不明なプロジェクトを推進するためのチーム体制を整える7:チームビルディング(人的リソースの組み合わせと活用のための営み)

役割分担設計において、各種役割を担えるスキルを有する有能な人間がただ集まっていても、チームとして機能するわけではありません。 烏合の衆を、組織的・有機的な機能集団として活動させるためには、チームビルディングという営みを意図的・意識的に行う必要があります。 もちろん、ロマンだけでなく、ソロバンも必要です。 経済的メリット...

00899_正解も定石も不明なプロジェクトを推進するためのチーム体制を整える6:ゲームチェンジャー(秩序破壊型アドバイザー)

プロジェクトが、参謀が描いたとおりに展開し、所与の目的を達成できれば何も言うことはありません。 しかしながら、前提として、対処課題は、「正解も定石も不明なプロジェクト」です。 当然ながら一筋縄では行きません。 責任者(リーダー)も、参謀も、現場参謀も、実務遂行者も、いってみれば社内の人間であり、業界の人間であり、既存秩...