00122_企業法務ケーススタディ(No.0076):外国人雇用の際の注意点!

企業から、顧問弁護士に対して、以下のような法律相談が持ち込まれた場合の助言方針を検討してみます。 相談者プロフィール:株式会社オリエント商会 社長 若崎 麻王(わかさき まおう、46歳) 相談内容: 当社は、長年、東南アジアの日用雑貨の輸入・販売を行ってきましたが、景気も底を打ってこれから回復に向かうようです...

00105_企業法務ケーススタディ(No.0059):労働基準監督署が乗り込んできた!

企業から、顧問弁護士に対して、以下のような法律相談が持ち込まれた場合の助言方針を検討してみます。 相談者プロフィール: グッチ・カメラ株式会社 野口 裕三(のぐち ゆうぞう、56歳) 相談内容: 先生もご存じのとおり、わが社は家電量販店を大々的に展開しており、業績はうなぎ上りなんですが、ちょっと気がかりなこと...

00090_企業法務ケーススタディ(No.0044):不都合な真実は訴訟認諾で隠蔽せよ!

企業から、顧問弁護士に対して、以下のような法律相談が持ち込まれた場合の助言方針を検討してみます。 相談者プロフィール:株式会社ウエシマ・フードサービス 社長 上島 竜太(うえしま りゅうた、47歳) 相談内容: 大変なんです。訴訟を起こされました。ウチは、飲食チェーンの中でも生き残りが微妙な中堅ですから、お客...

00081_企業法務ケーススタディ(No.0036):労働組合から団体交渉の申入通知がやってきた!

企業から、顧問弁護士に対して、以下のような法律相談が持ち込まれた場合の助言方針を検討してみます。 相談者プロフィール: 株式会社オーシャン・パシフィック 社長 野島 芳雄(のじま よしお、27歳) 相談内容: 先生、昨日、労働解放ユニオンってところから、こんなのが郵便で送られてきたんですよ。何すかこれ。「組合...

00076_企業法務ケーススタディ(No.0030):不良社員の正しいクビの切り方

企業から、顧問弁護士に対して、以下のような法律相談が持ち込まれた場合の助言方針を検討してみます。 相談者プロフィール: 株式会社内田石材加工 社長 内田 雄也(うちだ ゆうや、68歳) 相談内容:先生、聞いてください。ウチの従業員の安岡が、会社のカネをネコババしたんですよ。300万円もですよ。なんでもクラブ遊びにはまっ...

00036_未払残業代の請求については、短期の時効を援用して請求を一部でも拒否すべき

労働債権は比較的短期の時効に服します。 すなわち、労働基準法115条で、賃金債権(残業代請求権を含む)は2年で時効になりますので、2年(*)より前の債権の請求をされたら、すかさず時効を主張(時効を主張することを、法律用語で「援用」といいます)すべきです。 (*法改正により、2020年4月1日以降に支払日が到来した賃金請...

00033_企業法務ケーススタディ(No.0007):“訳あり”で辞めた不良社員から、「未払残業代を支払え」といわれた

企業から、顧問弁護士に対して、以下のような法律相談が持ち込まれた場合の助言方針を検討してみます。 相談者プロフィール:どっきり寿司チェーン オーナー 大瀞 炙郎(おおとろ あぶろう、46歳) 相談内容:先生、ちわっす。景気はどうかって?いやもう、絶好調ですよ!銀座に今度新しい店オープンしましたから、ぜひ一度来てください...