00683_法務部として行うべき「法務サービス」の「営業」や、「法務ニーズ」発見・覚知のための「取材」
法務部の業務は、黙って座っていて持ち込まれることよりも、積極的に「営業」にでかけ、法務サービズニーズを発見し(気づき、気づかせ)、法務サービスニーズの価値と有用性を理解してもらい法務サービスの介入を受容してもらう必要もあります。 もちろん、黙って座っていたら、法務部に他部門(原局)から「法的に問題が起こりそうだから、助...
法務部の業務は、黙って座っていて持ち込まれることよりも、積極的に「営業」にでかけ、法務サービズニーズを発見し(気づき、気づかせ)、法務サービスニーズの価値と有用性を理解してもらい法務サービスの介入を受容してもらう必要もあります。 もちろん、黙って座っていたら、法務部に他部門(原局)から「法的に問題が起こりそうだから、助...
雑然とした作業環境は、漏れ抜けが生じるリスクが生じます。 法務担当者にとって、漏れ抜けは致命的であり、法務の致命的ミスは、会社の生き死にに関わります。 法務担当者の中でも仕事のできる人ほど、作業環境は整理されています。 作業環境が雑然としている者は、できない人間が多く、できない人間ほど、「忙しい」を連発します。 こので...
0 前提論点:そもそも法務部は必要か、不要か? 1 法務を担う組織の体制作り 2 法務部の役割分担設計哲学 3 内製化するもの、外注するものの区分設計と区分管理 4 法務部運営のサイズ設計と対処課題 5 法務担当者に求められる資質・能力と改善・向上 6 法務担当者が担うべき具体的業務 7 法務担当者に整備すべき情報環境...
「仕事」とは、企業活動を担うことですが、企業活動とは、平たく言えば金儲けです。 安く買って高く売る、安く作って高く売る、客に奉仕して手間賃をもらう、カネを元手にして金融や投資活動でカネを増やす、のいずれかしか金儲けする方法は存在しません。 ただ、企業が金儲けをする際、以上の活動以外にも様々な活動が派生します。 すなわち...
企業内に生じた法務サービスについては、法務部が内製化して自力で完遂すべきでしょうか? それとも、顧問弁護士等の社外専門家に外注した方がいいのでしょうか? でも、社外に外注するのであれば、法務の仕事は、外注管理ということになり、であれば、「弁護士という圧倒的に優秀なスキルを保持するサービス提供者の腰巾着か太鼓持ち」という...
外注は恥ではないし、役に立ちます。 むしろ、 能力も経験もないのに、「オレは法務部だ。だから、法的なことは任せろ。オレがこのリスクを社内担当者として、責任を以て管理・制御し、会社の安全保障を全してやる!」「この課題は法律に関することで、しかも、自分は法務部なのに、外部の弁護士に外注してしまうと、自分の存在価値がなくなっ...
本ケーススタディの詳細は、日経BizGate誌上に連載しました 経営トップのための”法律オンチ”脱却講座 シリーズのケース33:海外進出!それ意味あるの?をご覧ください。 相談者プロフィール:ムロツ・クリエイト株式会社 代表取締役社長 室津義男(むろつ よしお、41歳) 相談概要: 海外でジョイ...
カネや財産や権利や地位について、殺し合いをおっぱじめかねないくらい対立している状況で、交渉の担当者となって、いきなり、相手に対して具体的な和解条件を提示する方がいます。 さらには、当該和解条件提示に際して、・万が一、訴訟になれば無駄にカネや時間や労力を費消するから、などと妥協根拠までバカ正直というか馬鹿丁寧に示したりす...
本ケーススタディの詳細は、日経BizGate誌上に連載しました 経営トップのための”法律オンチ”脱却講座 シリーズのケース32:法務部って何するところ? 必要なの?をご覧ください。 相談者プロフィール:斎藤工業株式会社 代表取締役社長 斎藤 拓司(さいとう たくし、35歳) 相談概要: 未上場の...
「ITに強い弁護士を探している」「仮想通貨やブロックチェーンが関係するトラブルに強い弁護士を紹介してほしい」「先端医療分野で勝てる弁護士を教えてくれ」「遺伝子組み換えが問題になる事件で負けるわけにはいかないので、先端科学分野に詳しい弁護士はいないか」という話が舞い込むことがあります。 20年を超える程度の私の拙い実務経...