01870_事業承継の本当の姿
オーナー経営者が、老いを意識したり病気になったりすると、「事業承継」を口にします。 ところが、ほとんどのオーナー経営者の言動をみるかぎり、本音は、「事業承継」ではなく、「院政を敷くこと」です。 「事業承継」とは、「会社の譲渡」や「経営の移管」であり、「院政を敷くこと」とは異なります。 文字通り、手放した後の会社について...
オーナー経営者が、老いを意識したり病気になったりすると、「事業承継」を口にします。 ところが、ほとんどのオーナー経営者の言動をみるかぎり、本音は、「事業承継」ではなく、「院政を敷くこと」です。 「事業承継」とは、「会社の譲渡」や「経営の移管」であり、「院政を敷くこと」とは異なります。 文字通り、手放した後の会社について...
ビジネスにおける情報発信は、「言いたいことを言う」から、発信するのではありませんし、「SNS戦略」をすすめるためには、 ・(SNSであろうがその他の媒体であろうが、金と時間と労力をかけて発信すべき)メッセージの単純化・平準化・標準化(言いたいことを、小学校5年生でもわかるようにシンプルに磨き上げる)・メッセージの対象の...
ビジネスにおける情報発信は、「言いたいことを言う」から、発信するのではありません。 ベネフィットがあるから、あるいはリスクやダメージを避けるために、発信します。 そのためには、まず、状況を認知し、状況を評価し、展開予測を考え、目的を設定し、課題を発見し、課題を克服するための手段をいくつか創出し、手段それぞれの功利分析を...
弁護士は、日常的に、 「事件」という言葉を使いますが、それは、「案件・プロジェクト・弁護士業務」と同義です。 「法律相談」とは、弁護士が、事件として対応する必要があるかないかを見極め、対応する必要が有る場合に、その成否蓋然性と動員予算(見積もり)を推定して、提示するのが目的です。 ですから、相談者が法律相談に1回行った...
かかりつけ医をもつようなイメージです。 今後、法律相談ないし各種ビジネスや社会経済生活上の課題や不安が生じた場合に、問題解決に至るまでの時間とコストが節約でき、また、いざというときには、課題対処を支援してくれる用心棒がいてくれる安心感を提供するものです。 顧問契約の有無による対応の差を説明すると、よりわかりやすいでしょ...
掲示板書き込みの証拠については、公証役場で手続きを実践し保全しておくことを推奨します。 手続きのための事務資源がにあれば、下記を参照にすすめましょう。 事務資源がなければ、別途有償で、弁護士が事務提供することは可能です。 尚、繰り返しますが、このような保全手法をとっておかないと、消された書き込みは、なかった扱いになりま...
弁護士相談を経たクライアントが、必要な書類を準備しなければならない場面があります。 書類によっては、弁護士が代理で取得することが可能なものもありますが、時間とカネという資源をできるだけ小さく・低く抑えたいのであれば、クライアント自身がそろえた方がいいでしょう。 さて、その書類ですが、一般的には、すでに手元にあってすぐに...
掲示板書き込みの証拠保全は重要です。 保全手法をとっておかないと、消された書き込みは、なかった扱いになりますし、時間があまりに経過しすぎても、後日の改善を疑われます。 結局、この種の事務的準備をどこまで丹念にやるかが、相対的な戦略的優位性を蓄積することにつながります。 この種の事務的準備は、地道な作業ですし、直接、売り...
有事は、苛酷です。 弁護士は、問題を因数分解して論理的に整理して対処する知的資源ですが、「良かろう・高かろう」です。 有事において、弁護士を使うか使わないか、あるいは、使うのであれば、どのように・どこまで使うのかは、トレードオフによる価値判断となります。 弁護士としては、クライアントから救済を求められ、しかるべき稼働環...
有事状況は、苛酷です。 ストレスと不安で死にそうになります。 また、トレードオフ課題(あっちを立てればこっちが立たず、肉を斬らせて骨を断つ、といった趣きの、目的達成のために多大な犠牲を伴う決断が迫られる課題)が波状的に突きつけられ、もたもたしていると、どんどん状況が悪化し、機会損失が増大します。 有事がために、人によっ...