01675_企業法務スタンダード/企業法務担当者(社内弁護士)として実装すべき心構え・知見・スキル・仕事術、所管すべき固有の業務領域(18)_契約法務
1 契約書のスタイル今昔 00701_契約書のスタイル今昔:ジャパニーズ・クラシカル・スタイルvs.アングロサクソン・スタイル 2 契約が対象とする取引の経済合理性検証 取引の交渉がまとまった、という段階において、改めて、当該交渉によってまとまったとされる「約束内容」の具体的内容を確認・明確化するとともに、その内容の合...
1 契約書のスタイル今昔 00701_契約書のスタイル今昔:ジャパニーズ・クラシカル・スタイルvs.アングロサクソン・スタイル 2 契約が対象とする取引の経済合理性検証 取引の交渉がまとまった、という段階において、改めて、当該交渉によってまとまったとされる「約束内容」の具体的内容を確認・明確化するとともに、その内容の合...
1 小前提としての所属企業の実体・現実の調査と把握 00698_所属企業の法令環境把握:小前提としての所属企業の実体・現実の調査と把握 2 大前提としての所属企業の法令環境の調査と把握 00699_所属企業の法令環境把握:大前提としての所属企業の法令環境の調査と把握 3 法令抵触解消手法としてのノーアクションレター 0...
1 法的手続きにおいては、文書が決定的に重要 (司法・行政の別を問わず)およそ公的手続といわれる場においては、文書こそがモノをいいますし、特に裁判の場においては、文書の有無・内容は、訴訟の勝敗を決定づけるほど重要です。 有事の状況において、企業の正当性を立証し得る証拠が発見できず、長時間のドキュメントマイニング(資料発...
1 仕事の環境整理 仕事のできる人間ほど作業環境が整理されています。 たいていのデキナイ人間の「忙しい」は、「時間がない」のではなく「混乱している(心を亡くしている)」というもの 00682_法務の仕事の前提:作業環境の整理整頓 01509_仕事の効率性向上にもっとも重要な環境整備 2 法令動向や規制環境の調査 企業を...
法務部という組織ないし部署を立ち上げ、一定の資質・能力を有する企業法務担当者を徴募して、組織ができあがり、組織が動き始めました。 法務部が動き始めたあとは、レベルアップを目指すことになります。 「企業法務担当者の資質・能力の改善・向上」というお題目は結構なのですが、実際行われていることは、座学研修をさせてお茶を濁すくら...
企業法務部を作るプロセスで、企業法務専門スタッフを雇用し、あるいは選定して他部署から配置転換させ、固有の社内人的資源としての法務スタッフを整備することになるとしますが、このスタッフィングも、企業法務担当者の固有の業務となります(顧問弁護士も、経営陣も、他部署も誰も手伝ってくれないし、手伝おうにもやり方がわからないので手...
企業法務担当者としての固有の業務分野(顧問弁護士に外注できない仕事)として、「法務部を作る(法務組織を部署として立ち上げる)」というタスクアイテムがあります。 論点としては、00681_法務部を作る上での論点といったものがありますが、以下、具体的に列挙していきます。 1 そもそも、「企業法務部」とは何をするところで、ど...
「外注管理部署としての法務部」といわれると、「法務の外注管理」って何?きちっと弁護士のきちっとした仕事を横目でボーっと眺めているだけなんでしょ・・・と、いわれそうかもしれません。 すなわち、・企業内に生じた法務に関する対応課題を、法務サービスを担う法務部がしないで、社外の弁護士に外注するんだったら、法務部は何もやらなく...
外注は恥でもないし、役に立ちます。 外注すると決めたら、自分たちがやるべきことだけに集中し、外注できること、外注すべきことは、とことん外注しましょう。 ただ、気をつけなければならないのは、「(外注管理という営みを前提とする)外注」と「丸投げ」は違います。 では、「(外注管理という営みを前提とする)外注」を仕事として全う...
法務担当者が、絶対に持ち得ない経験上の知見ともいうべき分野があります。 それは、有事(存立危機事態)対処における臨床経験です。 所属企業が数年に一度は大規模な不祥事を起こし、その度に存立危機事態に陥っている、というような場合は格別、通常、ゴーイングコンサーンという前提環境で運営される企業に所属する法務担当者にとって、有...